戦う少女と残酷な少年―ブロークン・フィスト
2005年5月13日 読書
少し昔に発売された「富士見ミステリー大賞」の大賞受賞作。
ネタに困ったので、今日の日記に。
解説
とにかく斬新。作者の脳内構造を調べてみたくなるぐらい斬新。
冒頭に、ヒロインはクラスメイトに自身の体験した「完全密室」の話をします。話の前フリがあったのですが、どうでもいい話題なので無かった事にします。
空手部に所属しているヒロインと主人公は、休みを利用しての合宿に参加します。
二日目ぐらいに部員が殺されます。まあ、一般的ですね。
しかし、その部屋は全て鍵が掛かっており、どこからも入る事の出来ない「完全」な「密室」だったのです。
……冒頭で「完全密室」と話しているのは、ネタバレじゃないでしょうか? まあ、いきなり密室と言われてもなんですし、作者の優しい配慮と解釈しましょう。
心臓を強打されたのが、死因と説明が入ります。
ちなみに、現場に凶器はありません。
ここからが、作者の腕の見せ所です。
どうやって犯人を立証するのでしょうか。
みなさんも考えてください。
では、解答を。衝撃のトリックを堪能してください。
(’∀`)<先輩。あなたが犯人です!
(゜Д゜ )ハァ? どうやったら俺が犯人になるんだよ?
(’∀`)<先輩は、殺人格闘術を使えますね? 隠していても無駄です。証拠もあります。
(゜Д゜ )……何故それを。
(’∀`)<貴方は、隣の部屋から壁越しに溌頚(はっけい)を叩き込んで殺害したんだ!
(゜Д゜ )……見抜かれてはしょうがない。お前ら全員皆殺しだ!
この後、同種の殺人格闘術を使える主人公に先輩はボコボコにされます。こうして、事件は幕を閉じました。
素晴らしい! さすが「富士見ミステリー大賞」を受賞しただけはある! なんて斬新なんだ!
ちなみに、審査員をしていたのは「有栖川 有栖」御大。
……これは、世の闇に沈めておくべき小説だったと思います。
興味のある人は、誰かから借りて読むとお勧めです。
それでは、またお会いしましょう。
菊四でした。
ネタに困ったので、今日の日記に。
解説
とにかく斬新。作者の脳内構造を調べてみたくなるぐらい斬新。
冒頭に、ヒロインはクラスメイトに自身の体験した「完全密室」の話をします。話の前フリがあったのですが、どうでもいい話題なので無かった事にします。
空手部に所属しているヒロインと主人公は、休みを利用しての合宿に参加します。
二日目ぐらいに部員が殺されます。まあ、一般的ですね。
しかし、その部屋は全て鍵が掛かっており、どこからも入る事の出来ない「完全」な「密室」だったのです。
……冒頭で「完全密室」と話しているのは、ネタバレじゃないでしょうか? まあ、いきなり密室と言われてもなんですし、作者の優しい配慮と解釈しましょう。
心臓を強打されたのが、死因と説明が入ります。
ちなみに、現場に凶器はありません。
ここからが、作者の腕の見せ所です。
どうやって犯人を立証するのでしょうか。
みなさんも考えてください。
では、解答を。衝撃のトリックを堪能してください。
(’∀`)<先輩。あなたが犯人です!
(゜Д゜ )ハァ? どうやったら俺が犯人になるんだよ?
(’∀`)<先輩は、殺人格闘術を使えますね? 隠していても無駄です。証拠もあります。
(゜Д゜ )……何故それを。
(’∀`)<貴方は、隣の部屋から壁越しに溌頚(はっけい)を叩き込んで殺害したんだ!
(゜Д゜ )……見抜かれてはしょうがない。お前ら全員皆殺しだ!
この後、同種の殺人格闘術を使える主人公に先輩はボコボコにされます。こうして、事件は幕を閉じました。
素晴らしい! さすが「富士見ミステリー大賞」を受賞しただけはある! なんて斬新なんだ!
ちなみに、審査員をしていたのは「有栖川 有栖」御大。
……これは、世の闇に沈めておくべき小説だったと思います。
興味のある人は、誰かから借りて読むとお勧めです。
それでは、またお会いしましょう。
菊四でした。
コメント