フォーマットはスタンダード。
 明日の試運転がてらに、ちょっとお試しデッキ。
 まあ多分、明日これ乗らないんですけども手応えを試したかった。

CREATURES (19)
2 永劫の年代史家 / Aeon Chronicler
4 ヴェズーヴァの多相の戦士 / Vesuvan Shapeshifter
2 デッドウッドのツリーフォーク / Deadwood Treefolk
4 幽体の魔力 / Spectral Force
3 セロン教の隠遁者 / Thelonite Hermit
4 根の壁 / Wall of Roots

SPELLS (17)
4 心霊破 / Psionic Blast
2 応じ返し / Snapback
3 獣群の呼び声 / Call of the Herd
1 進化の魔除け / Evolution Charm
3 調和 / Harmonize
4 明日への探索 / Search for Tomorrow

LANDS (24)
4 広漠なる変幻地 / Terramorphic Expanse
11 森 / Forest
9 島 / Island

 サイド

4 激浪のこそ泥 / Riptide Pilferer
4 鋸刃の矢 / Serrated Arrows
1 獣群の呼び声 / Call of the Herd

 あとは色々適当に積めこんで。

 1回戦 URトロン
 昨日サイトで言ったの踏んじゃったよ……。

 メインを壮絶に負けて、サイド後1本目はこそ泥が頑張ってくれて勝ち。2本目は幽体の魔力とそれをコピーした多層の戦士でごり押しして勝ち。

 2回戦 RGBランデス

 メインは幽体の魔力はデカーいとばかりにごり押し勝ち。
 サイド後は、セロン教の裏返しに成功して押し勝ち。

 3回戦 UGコン

 相手の事故に漬け込む形で、魔力ごり押し。
 二本目もほぼ同様に。

 という感じで優勝。
 なんか運だけなのでデッキパワーがどうかとか解らなかった感じがします。そして正直もう二度とURトロンには勝てる気がしない。超きつかった。あとさすがにスタンだとデッドウッドが重く感じる。これは1枚でも良いかなあ。もうちょい練りこもう。

 そいでは、明日お会いしましょう。
 追記予定。きっとTBC関連。
 【ここから下は追記】

 テストに出る出るTBC。

 主に菊四が確認しているデッキタイプ。
 トップメタは多分普通にテフェリーコンと思われ。

 ・青黒テフェリーコントロール(タッチ赤含む)
 ・赤黒虚空コントロール
 ・緑系コントロール(緑赤黒・青緑)
 ・黒単コントロール(t青含む)
 ・赤単ビート
 ・緑系ビート(赤緑S&F・ラーダステロ・緑単)
 ・白単ウィニー(レベルシステム・非レベルシステム)
 ・スリヴァー(赤白黒・青緑白)
 ・野生のつがい
 ・緑白t青(瞬き軸の変則ビート)
 ・青赤白ブリンクライダー

 基本的なデッキなどはこちら(http://diarynote.jp/d/73420/20070405.html)に載っております。
 正直この前の捕捉リンク集を見ていただければ、菊四が書く事ほとんどないという罠。
 まあしかし、そこはそれとしてアレなデッキをおいてみたりして生暖かい目で見られてみましょう。

 黒単(純正)

 メイン 60枚

 4 《要塞の監視者/Stronghold Overseer(TSP)》
 4 《疫病スリヴァー/Plague Sliver(TSP)》

 4 《滅び/Damnation(PLC)》
 4 《堕落の触手/Tendrils of Corruption(TSP)》
 4 《ファイレクシアのトーテム像/Phyrexian Totem(TSP)》
 4 《突然の死/Sudden Death(TSP)》
 4 《虹色のレンズ/Prismatic Lens(TSP)》
 2 《絞殺の煤/Strangling Soot(TSP)》
 2 《隷属/Enslave(PLC)》
 2 《悪魔の談合/Demonic Collusion(TSP)》
 1 《消えない賛歌/Haunting Hymn(TSP)》
 1 《結核/Phthisis(TSP)》

 16 《沼/Swamp(TSP)》
 4 《砂漠/Desert(TSB)》
 2 《ウルザの工廠/Urza’s Factory(TSP)》
 2 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth(PLC)》

 サイド 15枚

 4 《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch(TSB)》
 4 《サングロファージ/Sangrophage(TSP)》
 4 《呆然/Stupor(TSB)》
 4 《奈落のしもべ/Liege of the Pit(TSP)》
 4 《精神攪乱/Mindstab(TSP)》

 青を足さないとドローもないのでコントロールとしてはちょいとアレな引き依存があるのがちょいと問題。
 青黒系に比べるとやはり安定性がきっちりしていないというのはいただけないですね。
 ここらをカバーすると、タッチ青《永劫の年代史家/Aeon Chronicler》というのになりますかな。
 まあ上のリンクから飛べるのはその形に+《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter》なども。

 マナ加速8枚と言う事でやや重めの構成。ここからさらに調整を加えていくのが一番かと。
 《要塞の監視者/Stronghold Overseer(TSP)》は白単・緑系に落ちなければ最強だと踏んで採用。
 普通採用されない《結核/Phthisis(TSP)》ですが、環境に《幽体の魔力/Spectral Force(TSP)》が多いならありかなと。
 そこは《隷属/Enslave(PLC)》でも良いと思われます。あくまで実験仕様。
 《疫病スリヴァー/Plague Sliver(TSP)》はまあ他にこのマナ域の強い子が見当たらなかったからですね。
 他の候補は《センギアの吸血魔/Sengir Nosferatu(TSP)》。これも超強いので、ありですね。その場合、ちょっとマナ域弄るべきですが。

 サイドは適当ですね。変形してのアグロとそのままの形でのハンデス。一応二通り考えて迷って一番中途半端な形になった感じ。
 サイドからアグロにしつつハンデスを織り交ぜれば、コントロールにどうにかならないかなあとか。
 ただ、このデッキが絶対にクリーチャーデッキに勝てるとも言い切れないので一考すべきですねー。

 緑白

 4 《カルシダーム/Calciderm(PLC)》
 4 《幽体の魔力/Spectral Force(TSP)》
 4 《根の壁/Wall of Roots(TSB)》
 3 《セロン教の隠遁者/Thelonite Hermit(TSP)》
 2 《スパイクの耕し手/Spike Tiller(TSP)》
 2 《デッドウッドのツリーフォーク/Deadwood Treefolk(PLC)》

 4 《明日への探索/Search for Tomorrow(TSP)》
 4 《時間の孤立/Temporal Isolation(TSP)》
 3 《調和/Harmonize(PLC)》
 3 《獣群の呼び声/Call of the Herd(TSB)》
 2 《進化の魔除け/Evolution Charm(PLC)》
 2 《虹色のレンズ/Prismatic Lens(TSP)》

 10 《森/Forest(TSP)》
 7 《平地/Plains(TSP)》
 4 《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(TSP)》
 2 《塩汚れのステップ/Saltcrusted Steppe(TSP)》

 サイド

 4 《突風線/Squall Line(TSP)》or《雹の嵐/Hail Storm(TSB)》
 4 《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TSB)》
 4 《疾風のデルヴィッシュ/Whirling Dervish(TSB)》
 3 《スクラーグノス/Scragnoth(TSB)》

 とにかく大型を連打するというコンセプトからスタート。
 《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter(TSP)》を採用するのが良いかな。
 とにかくごり押し以外の展開がない。どうしたものか……。

 赤単

 4 《巻物の大魔術師/Magus of the Scroll(TSP)》
 4 《血騎士/Blood Knight(PLC)》
 4 《ケルドの匪賊/Keldon Marauders(PLC)》
 4 《硫黄の精霊/Sulfur Elemental(PLC)》
 4 《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TSP)》
 4 《なだれ乗り/Avalanche Riders(TSB)》

 4 《裂け目の稲妻/Rift Bolt(TSP)》
 4 《突然のショック/Sudden Shock(TSP)》
 3 《捕縛の言葉/Word of Seizing(TSP)》
 2 《分解/Disintegrate(TSB)》

 18 《山/Mountain(TSP)》
 4 《砂漠/Desert(TSB)》
 1 《カー砦/Kher Keep(TSP)》

 サイド

 4 《運命の盗人/Fortune Thief(TSP)》
 3 《ワイルドファイアの密使/Wildfire Emissary(TSB)》or《霊気の皮膜/AEther Membrane(PLC)》or《シヴ山の隕石/Shivan Meteor(PLC)》
 3 《鋸刃の矢/Serrated Arrows(TSB)》
 3 《憤怒の天使アクローマ/Akroma, Angel of Fury(PLC)》
 2 《ゴブリンの戦術家、半心臓のイッブ/Ib Halfheart, Goblin Tactician(TSP)》

 白は去ねという子はメインの《なだれ乗り/Avalanche Riders(TSB)》を《ワイルドファイアの密使/Wildfire Emissary(TSB)》にすると良い。
 《捕縛の言葉/Word of Seizing(TSP)》は相手の《ザルファーの魔道士、テフェリー(TSP)》か《幽体の魔力/Spectral Force(TSP)》を利用したいなあと思って採用。たまにインチキランデスになったりならなかったり。まあ弱くはないですよ。ちょっと重いかなと思うけど。
 うーん、まだまだ練りこみ不足ですね。もっと仕上げないとどうにも。

 サイドは多分普通。……多分。
 《ゴブリンの戦術家、半心臓のイッブ/Ib Halfheart, Goblin Tactician(TSP)》は実はキレイッブ強いんじゃねー的電波より。コントロール相手に二枚ぐらい挿しかえてみたりするのが良いかなあとか……すいませんまだ試していないんで全然脳内です。

 とりあえず、三つほどデッキ出してみたり。
 ええツッコミなどは常に大歓迎なのでコメントにぜひぜひ(ゾナハ病みたい)。
 なにせ菊四は凡人なので見落としたくさん。そこを指摘していただけるのは有り難いことですぜっと。
 まずは下のリンクを読むと環境解ってサックサックーという具合になると思われます。少なくとも菊四が書く妄言とかたわごとの百倍以上は有用。ぜひとも見ましょう。

 リンク先の皆様には毎度感謝の極み。

 Arth様のブロック構築記事カテゴリー
http://diarynote.jp/d/73420/_2.html

 Arth様の日記より個別に
http://diarynote.jp/d/73420/20070405.html
http://diarynote.jp/d/73420/20070403.html
http://diarynote.jp/d/73420/20070323.html
http://diarynote.jp/d/73420/20070321.html
http://diarynote.jp/d/73420/20070317.html
http://diarynote.jp/d/73420/20070313.html
http://diarynote.jp/d/73420/20070203.html

 公式・フランクカーステン(0328)
 http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/fk32

 dendrobium様の日記より
http://diarynote.jp/d/72743/20070320.html
http://diarynote.jp/d/72743/20070326.html

 ちゃっぴー小屋オンライン(謎)様の日記より
http://chappie.seesaa.net/article/36472965.html

 ナカジマ様(PWC111thの1位デッキ)の日記より
http://diarynote.jp/d/62655/20070224.html

 菊四調べ

 TBC(MO)。多分、PE。

 0328 108名参加

 1位白単色
 2位青黒コントロール(メイン浸透者)
 ベスト4青黒t赤コントロール
 ベスト4青赤白ブリンクライダー
 ベスト8青黒コントロール
 ベスト8三色スリヴァー(青緑白野生のつがい)
 ベスト8赤黒虚空コントロール
 ベスト8赤黒虚空コントロール

 0326 51名参加

 1位赤黒虚空コントロール(サイドから根絶・精神霍乱・赤ローマ(メイン?))
 2位青黒t赤コントロール(メイン虚空)
 ベスト4緑白t青(ティンバーメア・レンズ・瞬き・サッフィー・探索・ドライアド・テフェリーモート《サイド?》)
 ベスト4青黒t赤コントロール(《死者の王、ドラルヌ》・トリスケラバス・サイドから《砕岩を食うもの》)
 ベスト8青緑コントロール
 ベスト8赤黒虚空コントロール(疫病スリヴァー)
 ベスト8青黒コントロール(《センギアの吸血魔》・トリスケラバス)
 ベスト8青黒コントロール

 0324 118名参加

 1位赤黒虚空コントロール(サイドから疫病スリヴァー)
 2位三色スリヴァー(赤白黒アグロ)
 ベスト4三色スリヴァー(赤白黒アグロ)
 ベスト4青黒コントロール
 ベスト8緑系の何か(一本目は森とランパンだけしか見えず。二本目はトリプルマリガンから投了)
 ベスト8緑赤スクリブ&フォース(クリーチャーしか見えず)
 ベスト8白単色
 ベスト8三色スリヴァー(赤白黒アグロ)

 0321 129名参加

 1位青黒t赤(PWCの形とほぼ一緒)
 2位赤緑(調和・ラーダ・スクリブ)
 ベスト4緑t赤(地壊し・サイドから鋸刃の矢←確定・ユートピア?)
 ベスト4白単色(レベルシステムなし)
 ベスト8青黒赤ミシュラ(自動人形・虚空・滅び・鋸刃・煤・ミシュラ)
 ベスト8青黒t赤コントロール
 ベスト8赤緑
 ベスト8白単色(レベルシステム搭載)

 少し間違いがあったりするかも。
 好き勝手デッキ作る→晒す→そこに正座しなさい菊四! と言われる→どうしてこのカードが?→(涙目になりながら)解りません……→という感じを想定しつつ適当にやります。ちなみに、菊四のなんて見たくないよ! という方にはMOかぞんび様の日記かArth様の日記を大変におすすめ。

 CREATURES (23)
 2 ベナリアの騎兵 / Benalish Cavalry
 3 天界の十字軍 / Celestial Crusader
 4 横這スリヴァー / Sidewinder Sliver
 4 筋力スリヴァー / Sinew Sliver
 2 石覆い / Stonecloaker
 4 硫黄の精霊 / Sulfur Elemental
 4 焼灼スリヴァー / Cautery Sliver

 SPELLS (14)
 3 粗暴な力 / Brute Force
 3 分解 / Disintegrate
 4 裂け目の稲妻 / Rift Bolt
 4 突然のショック / Sudden Shock

 LANDS (23)
 2 宝石鉱山 / Gemstone Mine
 9 山 / Mountain
 12 平地 / Plains

 PC試したいよ症候群。
 最近回していますが、非常に偉い事なマナバランスなので良く事故って死にます。変幻地入れるか迷いどころ。一応、出来るだけ色拘束少なめ作りのつもり……この台詞にも突っ込みどころはいっぱいですね。ごめんなさい。

 CREATURES (22)
 4 垣のトロール / Hedge Troll
 4 マイアー・ボア / Mire Boa
 4 スクリブのレインジャー / Scryb Ranger
 4 幽体の魔力 / Spectral Force
 4 ティンバーメア / Timbermare
 2 サッフィー・エリクスドッター / Saffi Eriksdotter

 SPELLS (14)
 4 時間の孤立 / Temporal Isolation
 4 獣群の呼び声 / Call of the Herd
 2 岩石樹の祈り / Stonewood Invocation
 4 狩りの興奮 / Thrill of the Hunt

 LANDS (24)
 2 宝石鉱山 / Gemstone Mine
 12 森 / Forest
 9 平地 / Plains
 1 ペンデルヘイブン / Pendelhaven

 ティンバーメアとレインジャーですげえアレな事をしてみたい。
 狩りの興奮は大変に趣味です。普通にグリフィンの導きでも良いかなとか思ったり。そうするとまたマナカーブ弄らないといけないんですが、その価値は十分にあると思われます。
 あとあれ、えーとメア以外の候補だと、塵の精霊とかカルシダームとか良いよねー。
 そうすると、白に偏らせた感じのデッキにしてと。

 CREATURES (23)
 4 基底スリヴァー / Basal Sliver
 4 菅草スリヴァー / Sedge Sliver
 2 双頭スリヴァー / Two-Headed Sliver
 4 宝革スリヴァー / Gemhide Sliver
 4 増力スリヴァー / Might Sliver
 4 紡績スリヴァー / Spinneret Sliver
 1 火跡スリヴァー / Firewake Sliver

 SPELLS (14)
 4 分解 / Disintegrate
 2 調和 / Harmonize
 4 明日への探索 / Search for Tomorrow
 4 野生のつがい / Wild Pair

 LANDS (23)
 4 宝石鉱山 / Gemstone Mine
 4 広漠なる変幻地 / Terramorphic Expanse
 8 森 / Forest
 2 山 / Mountain
 5 沼 / Swamp

 正直言います、回りません。

 野生のつがいとスリヴァーって相性良い気がするのーとか思ってまず作り作り。4枚積みは紳士の嗜み気取り。
 あとあれ、大量のスリヴァー(基底スリヴァー含む)からの必殺全サクリ分解ファイアーとか。
 概ね趣味と酔狂で出来ているデッキです。マナバランス? なにそれおいしいの?

 追記

 なるほど、確かにウィルベンダーや名誉の道行きは癌だなあ。
 ふうむ、やはり精進が足りない。今度はそこをさらに考慮に入れてみよう。
 うーん、やっぱり形違うなあ。修正しておこう。
 枚数調整が難しいなあ。

 二稿目

CREATURES (21)
4 宮廷の軽騎兵 / Court Hussar
4 護民官の道探し / Civic Wayfinder
3 アウグスティン四世大判事 / Grand Arbiter Augustin IV
3 ロクソドンの教主 / Loxodon Hierarch
3 シミックの空呑み / Simic Sky Swallower
4 セレズニアのギルド魔道士 / Selesnya Guildmage

SPELLS (15)
4 差し戻し / Remand
3 撤廃 / Repeal
4 楽園の拡散 / Utopia Sprawl
3 Supply / 供給 /Demand / 需要
2 虚空粘 / Voidslime

LANDS (24)
4 繁殖池 / Breeding Pool
4 神聖なる泉 / Hallowed Fountain
1 踏み鳴らされる地 / Stomping Ground
4 寺院の庭 / Temple Garden
2 都市の樹、ヴィトゥ=ガジー / Vitu-Ghazi, the City-Tree
4 森 / Forest
2 島 / Island
1 山 / Mountain
2 平地 / Plains

 物凄くマナバランスが怪しい。
 さらに弄っておこう。
 とりあえず、こんな感じかなーとか思いながら組んでみた。

 偽

 CREATURES (18)
4 宮廷の軽騎兵 / Court Hussar
4 極楽鳥 / Birds of Paradise
4 護民官の道探し / Civic Wayfinder
3 アウグスティン四世大判事 / Grand Arbiter Augustin IV
3 シミックの空呑み / Simic Sky Swallower

SPELLS (19)
4 差し戻し / Remand
4 楽園の拡散 / Utopia Sprawl
3 Supply / 供給 /Demand / 需要
2 制圧の輝き / Glare of Subdual
3 虚空粘 / Voidslime
3 アゾリウスの印鑑 / Azorius Signet

LANDS (22)
4 繁殖池 / Breeding Pool
3 神聖なる泉 / Hallowed Fountain
1 踏み鳴らされる地 / Stomping Ground
4 寺院の庭 / Temple Garden
5 森 / Forest
2 島 / Island
1 山 / Mountain
2 平地 / Plains

 マナ過多。
 とりあえず、第一校な感じ。
 土地は実際23ぐらいかなと思う。
 ちょっと速度重視で、印鑑と極楽鳥などを入れてみているけど、このスペースとかが別のカードの予感。カウンターが入っているかもしれない。あるいは、さらなるCIPクリーチャー。候補が多すぎる。あと、チームの兼ね合いで、印鑑と遥か見どっちかなとか色々。
 あと、4C目の赤を何で生かしているのか考えてみたけど、メインで入るグレイトなカードが思い当たらない菊四。
 ……大竜巻?
 もしかしたら、その可能性もある。
 ハイブリットなので、細かいところが全然予想がつかなかったから、この形とも言える。まだまだ精進足りないなあ。
 文中で上げられたカードをただ入れているだけにしかすぎない。

 早く、本物が見たいですねえ。
 くればーP様にリンクしていただきました。そういう企画らしいです。
 こちらからもリンクしておきましたので、よろしくお願いします。

 とりあえず、今回は本当に使い道の無い試作デッキを二つ載せてみようと思います。もう私では手に負えない。

「青緑赤・ある意味カウンターデッキ」
CREATURES (24)
4 水辺の蜘蛛 / Aquastrand Spider
4 細胞質の根の血族 / Cytoplast Root-Kin
4 軟骨背獣 / Gristleback
4 シミックの信徒 / Simic Initiate
4 スカルガンの穴潜み / Skarrgan Pit-Skulk
4 粘体投げの小蛙 / Plaxcaster Frogling

SPELLS (12)
4 差し戻し / Remand
4 黒焦げ / Char
4 炎の印章 / Seal of Fire

LANDS (24)
4 繁殖池 / Breeding Pool
4 蒸気孔 / Steam Vents
4 踏み鳴らされる地 / Stomping Ground
5 森 / Forest
3 島 / Island
4 山 / Mountain

狂喜と移植だけで構成したかった。強いとか弱いとかはあんまり考えていない。あと「細胞質の根の血族」で儲かりたかった。しかしさっぱり儲かりやしないよこのデッキ。紙束か。

 きっと誰かが強くしてくれるに違いない。
 ……いやいや、それは無いなあ。

「大失敗作・ワープワールド」

CREATURES (17)
4 骸骨の吸血鬼 / Skeletal Vampire
2 嵐鱗の反乱者 / Stormscale Anarch
3 翼膜のバイパー / Patagia Viper
4 とぐろ巻きの巫女 / Coiling Oracle
4 イゼットの時術師 / Izzet Chronarch

SPELLS (20)
4 感電の弧炎 / Galvanic Arc
4 歪んだ世界 / Warp World
4 楽園の拡散 / Utopia Sprawl
4 イゼットの印鑑 / Izzet Signet
4 幽体の照明灯 / Spectral Searchlight

LANDS (23)
12 森 / Forest
2 島 / Island
5 山 / Mountain
4 沼 / Swamp

 ワープワールドを組みたい衝動の赴くままに試作。
 リストを見ていただければお解りいただけると思うが、良く燃えるなという以外の感想を抱けない。まさに紙束。紙束の中の紙束。
 ショックランドを入れると、ワープ打った時に地獄見そうという理由だけで全部基本地形。だから激しい事故率。そりゃそうだ。

 ちなみに、今現在、手元に様々なタイプのワープワールドのレシピがあるがどれもこれも紙束。
 そのうち、ネタが尽きたら載せる予定。

 多分明日ぐらい。

 そいでは。
 どこかで見た事あったらゴメンナサイ。
 とりあえず、作ってみた。
 あとはどう弄っていくかですね。
 誰か手伝って……いやいや、これはネタだろネタ。

「鳩呼び水」

CREATURES (15)
4 冥界生まれの密集軍 / Netherborn Phalanx
4 極楽鳥 / Birds of Paradise
3 オルゾフの司教 / Orzhov Pontiff
4 セレズニアのギルド魔道士 / Selesnya Guildmage

SPELLS (23)
4 血の呼び水 / Blood Funnel
4 楽園の拡散 / Utopia Sprawl
3 制圧の輝き / Glare of Subdual
3 一時しのぎの協定 / Palliation Accord
4 鳩散らし / Dovescape
2 供給+需要 / Supply+Demand
3 幽体の照明灯 / Spectral Searchlight

LANDS (22)
4 繁殖池 / Breeding Pool
4 草むした墓 / Overgrown Tomb
2 パルンズの柱 / Pillar of the Paruns
4 寺院の庭 / Temple Garden
4 湿った墓 / Watery Grave
3 森 / Forest
1 島 / Island

 乗り方とかは自己責任において発見してください。
 強いて言うなら、スタックを理解していれば、まあ乗れます、強いかと聞かれたら未知数と答えます。
 yowai YO!

 誰か調整するか手伝ってください。

 そいでは。
 *一応、1から読むのを推奨

  第六回ー! とりあえず五回を超えたので叫んでみました。それ以外に意味などないです。

 第六回は埋もれている「あれ? あの子誰?」みたいなデッキとか、「え? この子誰?」みたいなデッキを紹介……と言いたいんですが、割と有名なデッキも多いのでアレかも。今回はデッキ紹介の数を多めにして、その分簡単な解説にしています。そこ! 今までが詳細だったかとか思わない! 思ったら負けだ!

 そいではその6始まり始まり。

「その6・発掘されたいくつかのデッキ」

 ・オーラバトラー

 それなんてダンバイン? と思わずにはいられない名前のデッキがオーラバトラー。ショウ・ザマとかに憧れる生き物の菊四にはたまらない名前です。

 デッキリストを拝借してと。

4《極楽鳥/Birds of Paradise(RAV)》
4《護民官の道探し/Civic Wayfinder(RAV)》
3《木彫りの女人像/Carven Caryatid(RAV)》
2《棘茨の精霊/Bramble Elemental(RAV)》
2《オーラ掠りの魔道士/Auratouched Mage(RAV)》
3《感電の弧炎/Galvanic Arc(RAV)》
3《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RAV)》
2《ちらつく形態/Flickerform(RAV)》
2《特権階級/Privileged Position(RAV)》
1《鉄の樹の拳/Fists of Ironwood(RAV)》
1《空想の飛行/Flight of Fancy(RAV)》
3《化膿/Putrefy(RAV)》
2《火花の結実/Seed Spark(RAV)》
3《セレズニアの印鑑/Selesnya Signet(RAV)》
1《ゴルガリの印鑑/Golgari Signet(RAV)》
2《寺院の庭/Temple Garden(RAV)》
1《湿った墓/Watery Grave(RAV)》
1《神無き祭殿/Godless Shrine(GPT)》
1《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GPT)》
8《平地/Plains(RAV)》
8《森/Forest(RAV)》
1《島/Island(RAV)》
1《沼/Swamp(RAV)》
1《山/Mountain(RAV)》

 基本は「オーラ掠りの魔道士」とかでオーラを持ってきてハイパーオーラ斬り(そんなものは無い)かましたりとか、「棘茨の精霊」とかにオーラを付けて大儲けするデッキ……って、今これリストを三回見直したけどちょっと無茶だ。
 この環境はあんまりにも単発除去が多い為、ちょっとどころか大分苦しいです。そもそもレスポーンスと意気揚々と唱えられる。うーん、どうにかしたいではありますね。
 とりあえず、「オーラ掠りの魔道士」とかは四枚からだと思うんですよ。だってオーラバトラーだし。というか、サーチしてきた方が多分強い。木彫りの女人像より優先で。余った一枚を特権階級に変えればほら……うわ、今度はビートに苦しい。
 ディセンションでどうにか一線級にはしたいデッキではあります。

 ・緑白対立(デッキリストは赤タッチ)

 メタにもろ引っかかる形だった為、結果が出せなかった緑白対立系のデッキ。このデッキは「横揺れの増長」を避ける為に様々な方法が採用されています。
 メタさえかみ合えば、上位に来る事もあるはずです。

4《極楽鳥/Birds of Paradise》
4《セレズニアの福音者/Selesnya Evangel》
4《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage》
3《護民官の道探し/Civic Wayfinder》
2《憎悪の種、ウラシュト/Ulasht, the Hate Seed》
2《 トルシミール・ウルフブラッド/ Tolsimir Wolfblood 》
1《始原の賢者/Primordial Sage》
2《火花の結実/Seed Spark》
2《種のばら撒き/Scatter the Seeds》
3《鉄の樹の拳/Fists of Ironwood》
3《制圧の輝き/Glare of Subdual》
3《弱者の力線/Leyline of the Meek》
3《収斂の冠/Crown of Convergence》
2《瓶詰めの回廊/Bottled Cloister》
1《山/Mountain》
3《平地/Plains》
6《森/Forest》
4《寺院の庭/Temple Garden》
3《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
1《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
3《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Tree》
2《セレズニアの聖域/Selesnya Sanctuary》

 個人的には「瓶詰めの回廊」を印鑑二枚に差し替えした方が良かったんじゃないかなと思います。あとは「セレズニアの聖域」がこの時期の土地破壊の多さを見ると採用しない方が安全だったと。
 この環境、土地破壊が減るまでメタが動くかと言われると常に「微妙」としか答えられないので、そこのところ注意かしらー。
 沖縄だと「光り輝く炎」が結構見受けられるので「照らす光」とかオススメですね。避け手として最高クラスなので。

 ・赤白黒ビート

 最速で敵の命を奪いつくすデッキです。
 ライフゲインが少ない環境なら、割と恐ろしい速度で斬り殺しに来るので優秀。
 ディセンションが出て、さらにグレードアップが見込まれるデッキです。

4《焼け焦げたルサルカ/Scorched Rusalka(GPT)》
4《オルゾフのギルド魔道士/Orzhov Guildmage(GPT)》
4《金切り声の混種/Shrieking Grotesque(GPT)》
4《空騎士の軍団兵/Skyknight Legionnaire(RAV)》
4《盲目の狩人/Blind Hunter(GPT)》
2《狩り立てられたドラゴン/Hunted Dragon(RAV)》
4《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》
4《黒焦げ/Char(RAV)》
2《照らす光/Bathe in Light(RAV)》
4《オルゾフの印鑑/Orzhov Signet(GPT)》
4《聖なる鋳造所/Sacred Foundry(RAV)》
4《神無き祭殿/Godless Shrine(GPT)》
9《山/Mountain(RAV)》
4《平地/Plains(RAV)》
3《沼/Swamp(RAV)》

 ディセンションから「血の魔女リゾルダ」刺すとさらに高速になり、これメタの中心いけるんちゃうんと思ったり。
 ちなみにこのデッキの製作に(スパーリングで青黒緑と白黒緑を使用して)かなり付き合ったので、特に言う事なし。ただ、らいらいさん的には青白黒の方が良かったかなって発言がありましたってぐらい。

 今日はこんなものでー。
 本当は「ワープワールド」があるけど、あんまり実践的なモデルを見ていないので、今回は見送り。いつか出番があるかもしれません。

 それではまた次回。
 ラッキーセブンですか、そいや。
 *一応、1から読むのを推奨。

 「その5・青赤白コントロール」

 もう嫌だ! 右を向いたら緑黒系コントロール! 左を向いたら白黒系ビート! なんだこの環境! ワッツィめ! もっと別のデッキはねえのか!? 多色環境だろ!?

 フランス革命よろしく、トリコロールはそんな鬱屈した背景を抱えるラヴニカブロック構築を変革させる為に誕生しました。圧政者よくたばれ! 自由と平和を! まあそんな感じですね。

 トリコロールは各色の美味しい所取りを地で行きます。
 赤から火力を、白からライフ回復を、青からカウンターとドローを、と言った具合にです。
 三色系のデッキで一番名前がイナセなのも魅力的です。

 ラヴニカの火力は優秀そのもの。色拘束が厳しい分、効果は引き上げられています。

 「稲妻のらせん」はニマナ三点インスタントという近年稀に見る力強さ、そしてライフ三点回復という繊細さ。二つを合わせようと思ったデザイナーの顔が見たくなるぐらいです。おかしいぐらい強いと訴えたい。
 「電解」はかつてアポカリプスに収録されていた「火/氷」を一つにしたカードです。割りと危険なタフネス1が多い環境に良くマッチしています。ドローがついているというのが、どんな相手にも絶対に無駄にならない素晴らしいポイント。デッキを綺麗に回転(ドロー数を増やして、毎回の回りを安定化)させるという要素も担っていますね。

 「光り輝く炎」や「炎まといの天使」。赤白というカラーはライフ回復の鬼ですね。もうどんなに王族が泣いても許してやらないっていう感じ。「稲妻のらせん」もまさにそんな感じですよ。
 「光り輝く炎」は白緑デッキのように数で押すデッキには、希望を断頭台で断ち切る如くの効果を発揮します。っていうか、ライフ回復しすぎです。X=4で打たれたらもうカード片付けたくなるぐらい。

 ドローはキャントリップに、「時間の把握」「強迫的な研究」「火想者の発動」などズラリ。青黒緑で「火想者の発動」を打たれると物凄く辛いです。一枚で複数枚のアドバンテージを稼ぐというのが素晴らしい。

 カウンターは序盤の時間稼ぎに「差し戻し」。重めのクリーチャーを打ち消す「巻き込み」。黒がなくても、唯一の確定カウンターと言う事で「妄想の誘導」。

 ドローとカウンターは青黒緑の天敵です。

 とまあ、色々書きましたが、これ本当に強いんですよ。
 個人的には、メタの中心に来てもおかしくないはずなんですよ。そこら辺、何か事情があるのかな。あんまりMOとかで情報見ないのとか。

 対策とかはしっかり考えておくと良い感じです。
 緑が入っているなら、ヒヨケなアレとか良いですね。

 最後にデッキレシピを載せておきます。
 これは主水様の手製ですね。お借りします。

32th A−ZERO COMPETITION(ラヴニカブロック構築)一位・仮面ライダー正悪鬼

メイン(60枚)
4《差し戻し/Remand》
4《稲妻のらせん/Lightning Helix》
2《時間の把握/Telling Time》
4《強迫的な研究/Compulsive Research》
3《巻き込み/Convolute》
4《電解/Electrolyze》
2《火想者の発動/Invoke the Firemind》
2《妄想の誘導/Induce Paranoia》
3《光り輝く炎/Brightflame》
1《火想者ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, the Firemind》
4《炎まといの天使/Firemane Angel》
2《ボロスの印鑑/Boros Signet》
2《イゼットの印鑑/Izzet Signet》
9《島/Island》
4《平地/Plains》
4《蒸気孔/Steam Vents》
4《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
2《ボロスの駐屯地/Boros Garrison》

サイド(15枚)
1《交錯の混乱/Muddle the Mixture》
4《連弾炎/Pyromatics》
3《巨大ヒヨケムシ/Giant Solifuge》
2《ティボーとルミア/Tibor and Lumia》
3《夢のつなぎ紐/Dream Leash》
2《ラジアの浄化/Razia’s Purification》

 それではまた次回!
 第四回は白黒・青白黒系ビートの紹介と解説。
 とりあえず、コントロールが憎くて憎くてたまらないっていう御仁の為のデックですね。スタンダードでも結構活躍していますね。

 そいでは四回目です。

 「その4・白黒系ビート」

 ハンデスとビート。二つのクロックをかける事によってコントロールに対して無類の強さを誇る。

 ハンデスに寄せたタイプ・クロック重視・カウンターを積んだタイプと種類は豊富。ここらは人の好みですね。
 どのタイプでも、コントロールには基本相性良いです。

 ・勝率を左右するクリーチャー

 ニターン目に「闇の腹心」が出るか出ないか。また、生き残るか生き残らないかで勝率は大分変わってきます。
 生きている「ファイレクシアの闘技場」は、相手に対する攻撃の手を、ライブラリートップから供給します。ハンデス・除去・追加のクリーチャーetc,etc
 場に存在する限り、コントロールに安息はありません。

 普通に、環境最強のニマナクリーチャーです。
 第四回以前にも、何度も取り上げている所からお察しください。
 インビテーショナルで優勝した偉大なボブ・マーハー(メイヤー)だから、まあ当然といえば当然ですか。

 ・ハンデス戦略

 「酷評」と「金切り声の混種」、「ディミーアのギルド魔道士」など。

 「酷評」はピンポイントで落とせる優秀なハンデス。リムーブという点が「炎纏いの天使」や発掘系のカードに良く刺さります。「金切り声の混種」は黒を払えば、出た段階で一仕事を終えます。それにパワー2の飛行というのも馬鹿に出来ません。クロックとしてとても有効です。「ディミーアのギルド魔道士」は4マナと重いですが、ハンデス能力があるというのがポイントですね。カウンターを入れたタイプならドローまで。パワーもタフネスも2あるのも優秀。

 ・カウンターを足す事も

 青を足す事によって「差し戻し」や「巻き込み」などのカウンターを積んだタイプも存在します。重めのコントロール相手に良く刺さるからですね。また、前述の「ディミーアのギルド魔道士」が両方きちんと能力起動できる点。「モロイ」などの大型飛行を取り入れるとか、結構恩恵があります。

 ・システムクリーチャー

 クリーチャーを使い倒せる「オルゾフの御曹子、テイサ」。
 サイズと多数ある能力が魅力の「オルゾヴァの幽霊議員」。
 マナカーブを整え、能力も優れている「病に倒れたルサルカ」。
 ギルド魔道士様は出ずっぱりなので割愛。
 白黒を支えるクリーチャーは、何かしらの能力を持っていて、非常に曲者揃いです。損をするという発想がありません。相互補完のように絡み合っている印象を受けますね。

 ・最後に

 コントロールに強い存在なのは間違いありません。ただ、タフネス1が多いという宿命を背負っている為、「横揺れの増長」が刺さって大惨事になったり、「電解」などで2:1交換を取られたりすると辛いです。一度作られた場をひっくり返す力にもやや欠けます。
 ただ、それでも現時点のブロック構築環境でビートに乗るなら、これが一番安定していると思います。

 最新の事情に合わせたデッキリストを二つ載せて、第四回は終了とさせていただきます。

「白黒ビート(RAV・GP)」

3《病に倒れたルサルカ/Plagued Rusalka》
4《闇の腹心/Dark Confidant》
4《オルゾフのギルド魔道士/Orzhov Guildmage》
2《ディミーアのギルド魔道士/Dimir Guildmage》
4《金切り声の混種/Shrieking Grotesque》
3《オルゾフの御曹子、テイサ/Teysa, Orzhov Scion》
2《オルゾフの司教/Orzhov Pontiff》
3《オルゾヴァの幽霊議員/Ghost Council of Orzhova》
4《照らす光/Bathe in Light》
4《屈辱/Mortify》
4《酷評/Castigate》
9《平地/Plains》
10《沼/Swamp》
4《神無き祭殿/Godless Shrine》

「青白黒ビート」(*自作・DIS入り)

3《病に倒れたルサルカ/Plagued Rusalka》
4《闇の腹心/Dark Confidant》
4《ディミーアのギルド魔道士/Dimir Guildmage》
4《穏やかな霞/Halcyon Glaze 》
3《金切り声の混種/Shrieking Grotesque》
4《盲目の狩人/Blind Hunter》
4《屈辱/Mortify》
4《差し戻し/Remand》
4《照らす光/Bathe in Light》
3《最後の喘ぎ/Last Gasp》
4《湿った墓/Watery Grave》
4《神無き祭殿/Godless Shrine》
4《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
6《沼/Swamp》
4《島/Island》
1《平地/Plains》

 *青白ショックランドが入ったので、巾着切り→穏やかな霞に変更。クロックの速度が上昇しました。
 *一応、1から読むのを推奨。

 ここからはデッキ紹介と解説を中心にしていきますよー。古今東西(ラヴニカブロック構築だけなのに?)のありとあらゆるデッキとかを取り上げていく方向性。
 尚、自作のデッキもいくつか載せますが、スマートじゃない感じだと思うので、あくまで参考程度によろしく。
 自作の奴には(*自作)という風に注意書き書くので、大丈夫だと思いますけどね。

 それでは三回目といきましょうか。

 「その3・青黒緑コンと白黒緑コン」

 緑を主軸に備える事により、他を凌駕する安定性。サブカラーの黒から、優秀な除去と大型クリーチャー。
 3Cが青なら「夜の飾り紐」「ディミーアのギルド魔道士」が追加され、白なら「屈辱」や「絶望の天使」が投入されます。
 まさにパワーカードの塊。
 基本的にデッキパワーが物を言うブロック構築環境、メタの中心になるのはある意味当然とも言えるデッキ達です。

 ・なぜ緑と黒を主軸に据えるか?

 最初にあげた通りに、優秀な除去、マナ加速、答えはいくつか上げましたが、このブロックならではと言える理由に「横揺れの増長」が存在するからというのがあります。

 黒を払うだけで、土地破壊を兼ねる全体除去へ変わり、白緑系統のデッキに入る最強の土地「都市の樹、ヴィトゥ=ガジー」には、まさに完全な解答。

 一枚で、その存在を死に至らしめる最高のカードです。
 そのあおりを受け、全てのビートダウンデッキがタフネス1を入れるのに躊躇しなくてはならないという状況を作りだしました。
 それこそ、「闇の腹心」ぐらいでないと入らない。そんな状況にです。

 ・優秀な除去と多数のマナ加速

 「化膿」「最後の喘ぎ」「屈辱」、「疫病沸かし」「選別の太陽」……単発除去があまりにも優秀すぎます。その上、制限があるとはいえ全体除去まで。「化膿」「屈辱」の二枚は、ただ単にクリーチャーを始末するだけでなく、相手の印鑑を壊し展開を遅らせたり、「信仰の足枷」などのエンチャントも壊せます。まったく無駄がありません。

 「遥か見」「各種印鑑」「護民官の道探し」「幽体の照明灯」……マナ加速、マナ安定には事欠きません。通常のブロック構築環境と微妙に異なる点ですね。多色推進環境だからこそです。同じ多色推進環境だったインベイジョンでも、さすがにここまで安定はしていませんでしたが。

 ・場を固定、制圧する大型クリーチャー

 「ヘルドーザー」と「骸骨の吸血鬼」
 これは前期と後期で、中核そのものが変わりました。
 ここ、結構重要です。

 「ヘルドーザー」は生き残れば、土地を破壊しつつ殴れるという離れ業を見せ付けます。同系コントロールで、序盤に「横揺れの増長」を打たれてから繋がれると絶望したくなります。除去の多い環境なので、対処はしやすいのですが、うっかり始末できなかった場合、そのままゲームが終わります。酷い話です。それはゲームではありません。

 支配者の玉座に座る者、ヘルドーザーはまさにそれでした。

 ですが、メタの移り変わりで、コントロールをメタったビートダウンが多くなると、その座を追われていったのです。より死ににくく、より場の制圧力の高い「骸骨の吸血鬼」によって。

 「骸骨の吸血鬼」は、一言で言うなら黒いメロク。場に降臨する段階で、配下のコウモリを二匹引き連れてきます。パワーとタフネスを1ずつ持つコウモリ、「骸骨の吸血鬼」のサイズは5/5です。数字上の3/3ではありません。さらに、このコウモリがいる限り、吸血鬼は完全確定除去以外で棺に入る事はありません。また、黒いメロクと呼ばれる所以である、配下のコウモリを使った増殖術は、ゆっくりと浸透するように場を覆い尽くしていきます。
 かつて環境を支配していた「ヘルドーザー」の後継者が、「骸骨の吸血鬼」だという事に異存は挟めません。それは間違いないでしょう。

 ・最後に

 最新の事情に合わせたデッキリストを二つ載せて、第三回は終了とさせていただきます。

「白黒緑コントロール(RAV・GP)」

4《護民官の道探し》
4《骸骨の吸血鬼》
3《木彫りの女人像》
1《絶望の天使》
4《遥か見》
4《横揺れの増長》
3《悪夢の虚空》
4《化膿》
4《屈辱》
2《債務者の弔鐘》
1《ゴルガリの印鑑》
4《幽体の照明灯》
4《神無き祭殿》
4《寺院の庭》
4《草むした墓》
7《森》
2《沼》
1《平地》

「青黒緑コントロール(RAV・GP)」

3《ディミーアのギルド魔道士》
4《骸骨の吸血鬼》
4《遥か見》
4《屍賢者の助言》
3《悪夢の虚空》
4《横揺れの増長》
4《化膿》
4《護民官の道探し》
2《債務者の弔鐘》
2《ゴルガリの印鑑》
1《ディミーアの印鑑》
4《湿った墓》
4《草むした墓》
7《森》
5《沼》
5《島》

 それでは、その4でお会いしましょう!
 *一応、1から読むのを推奨。

 んでは、誰も見ていない気がする第二回目を始めましょうか。
 一回目ではデッキの作り方を書きました。今思うと順番が間違っている気がしてなりませんが、それはどうでも良い事にしておこう。賢い皆なら、後で統合整理してくれるに違いない。つか、普通するよね? するって事で一つよろしく。

「その2」

 マジックは情報のゲームです。どんな情報でもあって困るって事はほとんどありません。ぶっちゃけ、ネタのストックは多ければ多いほど良いんです。取捨選択しないってのもなかなかありですよ。特に、まだ始めたばかりで解らない環境とかは。データベースよろしく、あらゆる情報を手に入れときましょう。そしたら、ほら第一回での構築とかに役立ったりと損しない。テキストに保存するとか良いですね。

 さて「環境を理解する為に」なんて銘打ちましたが、さほど大した事ではありません。単純に、その環境(今回はラヴニカブロック構築)の情報を集めるだけです。いやあ、これは誰でもやっていますね。当たり前の事で、こんな文を書くなんて菊四おかしいよって思うのも当然ですね。
 良いんだよ、初心者が見ているかもしれないから。
 そういうありもしない幻想の下にタイピングしているんだって。何でかは知らんけど。多分暇だから。

 とりあえず、ラヴニカブロック構築の大会結果や記事を出しておきましょう。

 ・琥珀堂ブロック構築(2月20日)
http://islandwalker.at.infoseek.co.jp/report/06_02/06_02_19.html

 ・32th A−ZERO COMPETITION(2006年3月21日) http://islandwalker.at.infoseek.co.jp/report/06_03/06_03_21.html

 ・starbastermtg(ブロック構築記事をカテゴリ参照)
 http://diarynote.jp/d/73420/

 上の二つの大会結果はIsland walker様。沖縄で行われた大会です。RAVとGPの二つだけなので、復習程度に。
 残りの一つはArth様によるMOなどでのブロック構築大会結果。また、デッキ考察などのまとめ多数。

 他の情報元もいくつかありますが、今すぐ役立ち、環境理解を深めるという視点で書き出してみました。

 まずはこの三つを見て、ラヴニカブロック構築環境がどうなっているかを確かめてみると、今後がスムーズに行くと思います。個人的には、Arth様の所からをオススメします。

 ちなみに、Arth様の記事が沖縄のメタゲームを作り出したと言っても過言ではありません。ブロック構築を始める直前、その時読んだのが「旧ラヴニカ環境雑感」という記事で、このクオリティに物凄く感動しました。思わず、沖縄のMTGプレイヤーに勧めたほどです。私自身、すぐにお気に入りに登録させていただきました。
 ラヴニカブロック構築入門として、最初に読むべきです。

 http://diarynote.jp/d/73420/20060129.html

 第二回目にして、早くも細かい解説などを他所に丸投げした感のある企画ですが、本当に素晴らしい記事なので、ぜひお目を通しください。ちゃんとRAVだけの頃から読めば尚良いですね。メタゲームの進歩を追っていく事はとても大事です。

 次回は、デッキ考察あるいはメタ考察にする予定です。

 ご意見ご感想批判苦情、コメント欄にて受け付けております。適当にどうぞー。ちなみに相変わらず予想第一位は「そんな誰でも知っているような事を自慢気に語られても……」です。二位は「え、これって菊四何かしているの?」です。

 そいではその3でお会いしましょう。
 *もうそろそろ、カビが生えてくる記事です。
  なんでって、そりゃー、まだRAV+GPの段階の頃のだから。
  なので、踏み台程度に。
  あとね、当たり前の事しか書かれていない。
  これ、とても注意ね。

 ではここからは菊四の独りよがりショーです。

 お楽しみは、これからだ

 「その1」

 ブロック構築がしたい! ……でも、あんまり環境が解らないからやる気ないなあ。というか、ラヴニカブロック構築ってナニソレ? お金の無い人がやるフォーマット? そんな皆様の為に贈る、菊四による(基礎程度に)役立つブロック構築解説!
 どうして、こんな一銭にもならない企画をしようと思ったかって? そりゃ、あれだ気の迷いだったり、気が狂っているからだ。なので何も心配が要らない安心設計となっております。うそウソ、本当はブロック構築が大好きだから。狂信的なまでに好きだから。なので、人口を増やしたい訳ですよ。ここ偽り無い本音ね。

 という訳で、適当に連載形式にしてやろうと思うのですよ。他の誰からも需要が無いのに? なんて言った奴は表に出て来い。出てきても特に何もありませんが。その勇気はたたえる。ブラボー。
 まあなんですかね、そこらは黙殺方向。ツッコミは歓迎。
 あれだ、別に損する訳じゃないから黙って見やがれ的な?
 偉そうですね。すいません。

 なにはともあれ、誰かの役立つ事を信じて。

 「その1・簡単なデッキの作り方」

 一から組むのは面倒。構築力が無い自分が作ってもどうせ弱いし……。そんな方には、もっとも簡単でそこそこの効果があるデッキ構築術「グレードダウン方式」がオススメ。

 ちょっと古いですが、例えばこのデッキ。

 琥珀堂ブロック構築(RAV・GP)・優勝・masaki

 「青白黒ビート」

 メイン(61枚)

 3《病に倒れたルサルカ/Plagued Rusalka(GPT)》
 4《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》
 4《ディミーアのギルド魔道士/Dimir Guildmage(RAV)》
 4《ディミーアの巾着切り/Dimir Cutpurse(RAV)》
 3《金切り声の混種/Shrieking Grotesque(GPT)》
 4《モロイ/Moroii(RAV)》
 1《盲目の狩人/Blind Hunter(GPT)》

 4《屈辱/Mortify(GPT)》
 4《差し戻し/Remand(RAV)》
 4《照らす光/Bathe in Light(RAV)》
 3《最後の喘ぎ/Last Gasp(RAV)》
 4《湿った墓/Watery Grave(RAV)》

 4《神無き祭殿/Godless Shrine(GPT)》
 6《沼/Swamp(RAV)》
 5《島/Island(RAV)》
 4《平地/Plains(RAV)》

 *サイド割愛。

 けんつよさんがちょこっと弄っていますが、ほとんど原型は自分が組みました。
 参考にしたデッキは、The Finals 2005で脚光を浴びた斉藤プロの「Snow Stompy」です。パーミッションクロックというのが、重めにシフトされているブロック構築環境のコントロールに相性が良いだろうという考えでした。

 The Finals 2005(スタンダード)・斉藤友晴

 「Snow Stompy」

 4《灯籠の神/Lantern Kami》
 4《サバンナ・ライオン/Savannah Lions》
 4《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda》
 4《古の法の神/Kami of Ancient Law》
 4《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours》
 4《闇の腹心/Dark Confidant》

 4《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
 2《真髄の針/Pithing Needle》
 4《マナ漏出/Mana Leak》
 4《差し戻し/Remand》

 7《平地/Plains》
 4《湿った墓/Watery Grave》
 4《アダーカー荒原/Adarkar Wastes》
 3《地底の大河/Underground River》
 3《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》
 1《永岩城/Eiganjo Castle》

 *サイド割愛。

 このデッキから「闇の腹心によるドロー」「差し戻しなどのカウンター」「軽量クリーチャーによるビート」などを抽出し、足りないものを別のカードで代用するという結果(例えば、マナ漏出→照らす光。除去をカウンターする意味合いで)、生まれたのが「青黒白ビート」です。

 結果として、目論見は上手く行き、コントロールに対してかなりの相性を誇る具合になりました。スタンダードでコントロール相手に結果を出せているデッキを下地にしているのだから、当然といえば当然です。
 さっき、原型を自分がと言いましたが、下地があるので、本当の意味での原型製作者は斉藤プロですね。真に感謝です。

 このデッキ制作方法のメリット

 ・何も無い手探りの状態からでも始められる。
 ・メタが煮詰まった時にも、参考になるケースが多い。
 ・何よりお手軽。これに尽きる。

 このデッキ製作方法のデメリット 

 ・ブロック構築特有のギミックを見落とす危険性。
 ・あまりにも足りないカードがあると、使用不可。
 ・ちゃんとした基礎力が身に付かない。コピーに近いので。

 とかでしょうかね。うーん、間違っているかもねー?
 そういうところあったら指摘お願いします。

 とりあえず、過去のデッキ(例えば何年前かの)からでも引っ張り出せるので、デッキの知識があればいくらでも出来ます。

 始めたばっかりでも、大手サイトを参考にすれば大丈夫。

 放課後まじっく倶楽部
 http://t-ac.web.infoseek.co.jp/

 とか。デッキ情報を置いてある所を参考にどうぞ。

 んでは、これにてその1終わり。
 感想意見苦情批判、何でもコメントにあると良いですねー。ちなみに予想第一位は「そんな誰でも知っているような事を自慢気に語られても……」です。まあまあ、もしかしたら知らない人いるかもしれないじゃんね。
 そういう人が知ってくれると良いぐらいで、ね?

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