・12月9日より後12月21日より前

 Finalsの権利獲得してから東京へ行こうと決めて、様々な手段(というかSさんのご好意)により格安で往復の旅券を手に入れた菊四。

 東京へのフライトは21日12時35分。

 ちなみに菊四が一人で飛行機に乗った経験はその時ゼロ。
 つまり、右も左もあまり良く解らないという訳だ。
 さらに言うと、菊四は未経験の物事に対して(たとえそれが世間一般で簡単と言われる事であろうと)非常にびびりである。すなわちチキン。どうしようもないほどに生粋のチキン野郎なのだ! もう死ね、自分!

 まあそれは置いといて、とにもかくにも旅券は手に入れた。
 あとは準備を済ませるのみ。これは割とさっくりと済んだ。
 だが、サイト更新をする際にとある拍手が。

 >ペアリング当たったらサーターアンダーギーください。

 これに菊四は迂闊にも「ちんすこうなら良いかな」と返してしまったさあ大変。どじょうが出てくるまでもなく、大惨事フラグが立った。クララ! クララ!
 出発前日、ちんすこうを50個買う菊四の姿がサンエーで目撃されたとか。
 今思うと、あの時は気がどうかしていたんだろう。

 ・12月21日

 TとITOのご両人に空港まで送ってもらいつつ、簡単に乗り方のレクチャーを受ける。その時、脳内でこんな事も解らない22歳は生きている価値があるのかというとてもアレな自問自答があったのは内緒である。

 さて自動チェックインでさくっと席を決め、保安検査も(当たり前だが)普通にスルー。あとは飛行機の到着を待つだけ。なんとなく空港内を眺めていると沖縄そばの文字が躍っている。食べようか悩むが、多分美味しくないだろうなあと真理に気づいたので終了。

 んでいざ搭乗。
 乗るのはJAL。

 クラスJだからーと前もってSさんに言われていたのだが、そもそも修学旅行ぐらいでしか乗った事のない自分には良く解らない。まあなんか広いらしいし良いかーと席についてみると……おお、これはグレイト。

 あとは音楽(民俗音楽中心っぽいチャンネル)を聞きつつ、東京へ向かって飛び立つ。窓から離れた位置に座っていたので、あんまり離陸の瞬間などが見れなかったのは残念。

 2時間30分後、ようやく東京へ。
 寒い。さすがに沖縄よりは寒い寒い。

 とりあえずはと、Kさんに電話。
 浜松町までモノレールでカモンとのお言葉。

 浜松町でKさんと合流してから、一号と合流する為に秋葉原へ。
 ここで足りないカードなどを仕入れつつ、リーダーとの待ち合わせ時間までブラブラ。うん、ガラク4kは狂っているんじゃないでしょうか。それにしても、ゴミレアは本当酷い値段だなあとか思いつつ。
 アメニティでりん様を見かけるものの、お仕事中で忙しそうなので声を掛けず。それにしてもどこのショップも人がいっぱいだ。素晴らしい。
 FNMに参加したかったのだけど、待ち合わせ時間が夜7時なので叶わず。

 リーダーと合流する為、五反田へ。
 まだ時間があったのでビッグエコーに。
 カラオケなんぞにはほとんど目もくれず、調整。
 その後、夕食。
 チェーン店の日本蕎麦と親子丼はそれなり。
 比較できるほど日本蕎麦食べている訳ではないので、実際どうなんでしょうね。

 時間が来たので、駅前でリーダーと合流。
 ここでKさんとお別れまた明日。

 リーダー宅に到着後、調整調整。
 一時頃に就寝で、この日は終り。

 ・12月22日

 朝が激寒い。なにここ、雪の女王でもいるの?
 朝食はポーク玉子。沖縄の味に感動。

 ゆったりと時間をとりつつ、電車にて会場へ。
 色んな人に挨拶回りしたり、名も無き者様からトークンを頂いたりとありがたやありがたや。あとアソパソマソ様に会い、八つ橋とちんすこうのトレードに成功。どうみてもシャークです本当にありがとうございました。これは後々友人宅で絶賛食され祭。

 ……さて時間です。本戦、頑張りましょう。

 1回戦 藤田修様(青黒リアニメイト)

 フューチャーマッチですって。爆笑。
 しかも相手は有名プレイヤーですよ奥様。

 デッキシャッフル中に一枚公開させてしまったりと、本当に生きているのが申し訳ない。いや本当、あれはない。もっとしっかりしよう。それはプレイ云々の前の話です。今思い出しても青ざめる。

 1本目 相手ダブルマリガン。そこに付け込んで押しの一手で勝ち。
 2本目 こちらダブルマリガン。相手が綺麗に4ターン目一本釣り。死。
 3本目 お互いマリガンなし。未だに卑劣漢頼りで1マリガン許容だったか考える。ただハンドは普通に強めだったのでゴー。そして4ターン目に現れたボガヘルで死亡。

 振り返ると、プレイミスにサイドミス(囲いまで入れるべきだった)もある。
 そりゃ勝てない。デッキ相性は確かに悪いが、そもそも改善する手がきちんと打ててないなら負けるのは必然。

 2回戦 Niimi, Kiyoaki様(青黒マネキン)

 1本目 盤面はそれなりに固まりつつ。しかしこっちにはガルガドンがいるぜ。これなら仮に除去されても押し込めるだけの手立てが出来る……え? 《吸収するウェルク/Draining Whelk》? え? メイン?
 すげえまぎー(でっかい)ウェルクに殴られて死亡遊戯。

 2本目 お互い殴り合ってのライフレース。途中で必殺必中の《怒りのもや/Haze of Rage》ぶっ放して優位に。最終的に黒命令が刺さって勝ち。

 3本目 相手ライフ20→17→15→14→11→9→5→3。どうだったかは覚えていないが、おそらく数で押し込んだ模様。

 3回戦 minoshima, takenori様(赤緑ビッグマナ)

 1本目 普通に捌かれて死亡。
 2本目 相性が最悪なので、しょうがなく土地パラ手札でキープ。が、そういう問題でなく死亡。仮に綺麗に引けても、無理だろうなと思える怒涛の展開。

 早くも2敗。駄目駄目やねえ。

 4回戦 Nakajima, Chikara様(緑黒エルフ)

 あら、また有名な方が。
「Private squareの管理人さんですよねー」と声を掛けられるという個人的に割と衝撃的な展開。「見てますよー」はすげえ嬉しいです。あんなマイナーなサイトを見てくれるなんて感謝ですと言ってみたり。
 すると、Nakajima様が周りのプレイヤーに「知ってるよね?」と問う。
 結果は……マイナーサイトですからw って事で。

 1本目 圧殺ショー。相手の軍勢が多いとか、こちらのデッキの存在意義ががが。あ、黒命令は最強ですよねー。死亡。
 2本目 相手がガラクからのオーバーラン。こっちのライフ20→1。ここから粘りに粘って、《墓穴までの契約/Grave Pact》張りに成功。一気に相手のクリーチャー全部飛ばして、次のターンに勝てるかというところ。
 相手手札無し、土地のみ。
 ライブラリートップをブッディの如くスパーン。
 ぎゃー、黒命令じゃなければ勝ってたのにー。死亡。
 まあ長い時間掛けてましたから、引きますよねー。

 しかし良く考えてみると細かいプレイミスと結構重大なプレイミスがあった気がする。ケースバイケースとはいえ、多分ないプレイだった。

 5回戦 kusatani, takehiko様(青単ピクルス)

 1本目 ちょっと遅めのハンドキープして死亡。
 2本目 こちらのクロックが早い。砂漠も綺麗に乗り越え、相手が耐え切れずに勝ち。
 3本目 相手の場にはマスティ(アタック済み)、テフェリー。手札も一杯。
 こちら、ガルガドン(待機1)、1/1トークン。手札二枚。相手のライフは11点。ふーむ。とりあえずドロー。よし、土地引いた。
 「《捕縛の言葉/Word of Seizing》をテフェリーに」
 これでガルガドンがプレイできるようになり、ライフ削りきり。
 相手絶叫。うんごめんね、おじさんアホみたいにスタープラチナとピクルス相手にしてたからこれは入れておいたんだ。

 そんな感じで初日は2-3。
 まあ、なんというかダサいですねそうですね。
 いきなり目がなくなったというのが特に。

 この日の夕食はリーダー宅近くのラーメン。
 美味しいんですが、麺類食べていると沖縄そばが恋しくなってくるのはもはや病気だと思う。

 明日のエクテンの調整をしつつ、零時には就寝。

 ひとまずこんなところで。
 劣勢。
 たった一枚のカードによって封殺されている現状を、たった一言で示すならそれしかない。

 ・

 《ゴールドメドウの重鎮/Goldmeadow Stalwart》。
 《皺だらけの主/Wizened Cenn》。
 《メドウグレインの騎士/Knight of Meadowgrain》。
 《栄光の頌歌/Glorious Anthem》。
 そして《民兵団の誇り/Militia’s Pride》。
 既に相手のライフは致死圏に突入し、もう一度だけ殴る事が出来ればそれで終りだというのに――相手の場にある《テフェリーの濠/Teferi’s Moat》が決してそれを許さない。
 対戦相手が「指定は白で」と呟いて置いただけ。それだけなのに、なんという支配力。
 心中で「畜生、俺が始めた頃にはあんなに影が薄かったのによ!」と吐き捨ててみても、当然ながら現状に変化など訪れやしない。

 インベイジョン、そう自分がこのゲームを始めた時にちょうど出たエキスパンション。
 その時、最初に買った三パックの中に入っていたレアカード。
 使おうと思う以前に、初心者だった自分にはあまり効果が解らなかった。
 だから簡単にトレードに出した。得たものは何だったかいまいちはっきりと覚えていない。
 多分、白のアンコモン何枚かだったと思う。
 あれから七年、まるでその時トレードに出した事を恨んでいるかのように、時のらせんで蘇った《濠》は自分を苦しめている。
 あの頃の自分には解らなかった強さが解るという……その成長を喜ぶべきだろうか?
 まあ、そりゃ結構長い期間だ。成長もするさ。そう適当に納得して、手札を睨む。
 ――なんにせよ、今のところ打つ手はないな。
 手札にはまだ後続のクリーチャーはいる、だが、出してもなんら解決にならない。
 それどころか相手が《神の怒り/Wrath of God》を打つ時に愉快になる度合いが増えるだけだ。
 大人しく、相手にターンを返す。
 相手は割られなかった事にほっとした様子で、フルタップしていた土地をアンタップし始めた。

 六十枚のデッキに、あれを捌けるカードは一種類のみ。
 《忘却の輪/Oblivion Ring》、コモンでありながらおおよそ全てのパーマネントに対処できる万能のエンチャント。
 あれを引ければ、この眼前の忌々しいカードを忘れる事が出来る。そして、勝つ事も、出来る。
 《濠》が出る前なら《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》でも良かったんだが……。
 
「ん、ターン終了」
 何も引かなかったのか、相手は土地を置く事もなくターンを返した。
 相手のターンに何かを出来る訳もないので、そのまま宣言を受け入れてこちらのターンへ。
 ドローする指先に少しだけ念じて、手元に引き寄せる。
 《皺だらけの主》。
 おいおい爺さん、そんなに強化しないでもあと一回通れば相手死ぬぜ。
 カードは当然ながら反応を返さず、ただ静かに手札の一部となった。

 はあ、やれやれ。
 少しだけ考える素振りを見せつつ、
「ターン終了」
 と呟く事しか出来ない悲しさ。
 そういうデッキってのは解ってもいるけどさ。

 それから何ターンか過ぎた。
 俺の手札はあっという間に七枚を超えそうになり、ディスカードするよりは……と仕方なくクリーチャーをプレイするだけ。
 相手の場は着々と整備され、土地はズラリと並び、そして今《アダーカーの戦乙女/Adarkar Valkyrie》がプレイされた。
 そして相手は悠々とターンエンドを宣言する。
 いいかげん、引いてくれよ。なあ。
 最も相手の土地は《島》《島》《アダーカー荒原/Adarkar Wastes》《平地》と立っている。 
 おそらく《謎めいた命令/Cryptic Command》か《妖精の計略/Faerie Trickery》があるんだろう。
 今更引いても、もう遅いってのは想像がつく。
 だけど、もしかしたらってのがあるじゃないか。

 もしかしたら、相手のカウンターは一枚しかなくて。
 もしかしたら、こっちが二枚連続で《忘却の輪》引いて《濠》を取り除けて。

 勝てるかも、しれないじゃない。
 さあ、相手の《アダーカーの戦乙女/Adarkar Valkyrie》がこっちを殴りきるまでの六ターン。
 その間に四枚ぐらいは、簡単に引いて見せましょう。

 もう指先から、掌全てに行き渡っているじゃないかってぐらいの念を込めて――祈るように引いた。

 ・

 結局、そのあと一枚だけしか《忘却の輪》は引けず。
 もちろんそれは簡単に《妖精の計略/Faerie Trickery》に弾かれてしまった。
 そして、俺は自由の女神に良く似た《アダーカーの戦乙女》に殴りきられてしまったという訳だ。

「いや、輪を引かれるのが遅かったんでなんとかなって良かったです」
「そだな。もちょい早く何枚か引ければ、どうにかなりそうだったんだけど」
「張ってから四ターンぐらいはカウンターも何も無かったんで、そうですね」
 その言葉に、俺は一言呟く事しか出来なかった。

「Nice Moat.」
 長いけど、割と適当。

 今年で四回目の都道府県選手権。
 菊四の過去の順位は、

 2004 26位(38名中)
 2005 26位(40名中)
 2006 10位(44名中)

 とまあ、まったく良いところなし。
 なので菊四は去年こんな発言をしました。

 
来年の都道府県TOP8に残れなかったら切腹イベントする……という話に。
 よーし、パパ全員屠っちゃうぞー。
 (http://privatesquare.blog54.fc2.com/blog-entry-293.html


 お気づきの方もいらっしゃると思いますが、そうこれはH×Hにおける制約と誓約。
 私は命を賭ける代わりに飛躍的に念能力を高める事に成功したのです。
 某制約と誓約をした先達にあやかってみました。
 勝手に。ごめんなさい。

 どっかの次男ボクサーと違うのは本気で言っているところ。
 まあそもそも、あの人は念能力を体得していませんからね。
 私は幾度かの山篭りで体得していますから小足見てから昇竜余裕でした。

 ええ、勝ったから今こうして好き勝手に書いていますとも。当然ながら。
 ベスト8に入っていなかったら?
 ハハハ、空が青いですね。
 入ってなかったらきっと地面が真赤でしたよ、ははは。

 そんなアレな前フリはここで終了。

「土曜日」

 前日。
 基地のスタンダード大会へ参加。
 使用デッキは青白氷雪コントロール。人に貸す前の最終調整。
 終わっているぐらいビートに強いので、緑黒エルフとか切って4-0で優勝。

 その後、大幅に遅れつつゼロにて調整。
 海外やら国内やら人づてやらあらゆるところを見て回って決めたのはこれ。

 
CREATURES (22)
 2 叫び大口 / Shriekmaw
 4 護民官の道探し / Civic Wayfinder
 4 ラノワールのエルフ / Llanowar Elves
 4 仮面の称賛者 / Masked Admirers
 4 タルモゴイフ / Tarmogoyf
 4 レンの地の克服者 / Wren’s Run Vanquisher

 SPELLS (15)
 2 名も無き転置 / Nameless Inversion
 3 不敬の命令 / Profane Command
 3 呆然 / Stupor
 4 獣群の呼び声 / Call of the Herd
 3 野生語りのガラク / Garruk Wildspeaker

 LANDS (23)
 4 光り葉の宮殿 / Gilt-Leaf Palace
 4 ラノワールの荒原 / Llanowar Wastes
 1 ペンデルヘイヴン / Pendelhaven
 3 樹上の村 / Treetop Village
 1 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ / Urborg, Tomb of Yawgmoth
 5 森 / Forest
 5 沼 / Swamp

 SIDEBOARD (15)

 2 死の印 / Deathmark
 2 眼腐りの終焉 / Eyeblight’s Ending
 2 叫び大口 / Shriekmaw
 3 思考囲い / Thoughtseize
 3 傲慢な完全者 / Imperious Perfect
 1 原基の印章 / Seal of Primordium
 2 春の大掃除 / Spring Cleaning


 かなり万能型。こういうタイプのデッキが好みです。
 問題としては……高すぎるよね、このデッキ。
 持ってないのがいくつかあったので、あらゆるところにカード借りれないか交渉。
 そしてなんとかなった。感謝。

 基本形は各所見て回した限り大分固まっていたので、当日のメタを考えてちょこちょこ入れ替えたり試したり。
 あとはサイドどうしようかなあとか悩み悩み。……結局、サイドは簡単に追加の除去とハンデス、エンチャント破壊を入れて終了。

「日曜日」

 当日。
 車に乗りつつ「5時間しか眠れなかったから眠い」と運転手の師匠に言ったら「俺、2時間」と返事。
 さすが師匠だ、なんともないぜ。あほか、貴方。運転代われ。怖い。

 奇跡的に遅刻する事も事故る事もなく会場到着。
 人多いなーと思っていたら最終的には47人ですって。あらやだ、去年より多いわよ。
 そして色んな人に相変わらず、すげえ嫌で嫌で嫌でしょうがない弄られ方wをされつつ大会開始ー。
 ふーむ6回戦かー。目標は5-0-1か5-1-0ってところかなあ。あとは4-1-1上位ぐらい?
 ぼけーとそんな事を考えつつ、着席。

 尚、レポートはメモ取ってなかったのであやふやな点があります。すいません……。

 1回戦 弟子肆号@流派靴べら不敗 さん (赤単色エレメンタル)

 いきなり「菊四さんって名前に四(肆)がつくじゃないですか、僕もHNに四(肆)がつくんですよ」
 ほうほう、そいつは奇遇だね。なにもう結婚しちゃう?
 「だから、僕と四(肆)の名を賭けて勝負してください!」

 ( ゜д゜)

 さすがUKの若手だ。いや、さすがは靴べら野郎(HN)の弟子と言ったところか。
 「てめーみたいな最近になってHNに四(肆)を使い始めた小童には絶対負けねえええええー」
 菊四さん、同じレベルですよ。落ち着いてください。我ながら。 

 1本目

 こっち先行スタート。相手が《煙束ね》を出した瞬間、デッキ把握。
 あんなの生かしたら、どんどん変な子が出て大変な事になっちゃう。なので惜しみなく除去。

 その後、相手がもたついたのでどんどんクリーチャーと象の群を展開して圧殺。

 サイド

 除去増量。呆然とか駄目だよ。打つ暇ぬえー。

 2本目

 相手先手で《炎族の先触れ》から《煙束ね》。
 これも先程と同じように《叫び大口》想起プレイで丁寧に除去。

 しかし、すぐさまやって来た2体目が除去れない。
 プレイされる《白熱の魂炊き》。
 1ターンを経て、能力を経由して突っ込んでくる《新星追い》。

 こちらの場にクリーチャーは1体。ライフは6点。
 相手の場にクリーチャーは3体。ライフは17点。

 そんな劣勢を跳ね返す、虎の子の《不敬の命令》X=5。
 相手のクリーチャーに-5-5と墓地から《叫び大口》こんにちは。
 一気に形勢逆転ひゃっはー。
 あとは畳み掛けるように生物連打。

 こうして私は「四」という数字を守り抜いた訳です。

 1-0-0

 2回戦 よなしょー さん (同型)

 新進気鋭な人と。
 デッキ何かなーとか考えつつシャッフル、そしてダイスロール、先手。

 1本目

 相手の場に颯爽と現れるクリーチャー達から同型と把握。
 いやー、同型見越して《眼腐りの終焉》とか切っていて本当に良かった。
 除去で相手の体勢崩して、こっちの場を固めて……えーと《野生語りのガラク》パゥワーで勝ちだったかな。

 サイド

 普通に除去追加。
 《呆然》? いらねえですよ、こんなの。
 これが「相手の手札二枚捨てて対象のタルモリムーブ」だったら入れてるんだけど、惜しいね。

 2本目

 《傲慢な完全者》強い、が、そこはそれ追加した除去が唸って光って大騒ぎ。クリーチャーは生かしておけぬ。
 あとはこちらが《ラノワールのエルフ》《護民官の道探し》《仮面の称賛者》と並んだところで《傲慢な完全者》。無論、押し切り。

 2-0-0

 3回戦 ウエケイ@チームUK さん (緑黒エルフ)

 「あ、上……ウエケ……いやいやUKさんだー」
 最初本名で呼ぼうとして、それは馴れ馴れしいなあと思い、ウエケイさんと呼ぼうとして、でもチームメイトでも何でもない私が呼ぶには畏れ多い。
 そういう流れを一秒弱の間にして、話しかける菊四。なんて無駄な労力だ。最初からUKさんって呼ぼうぜ。

 1本目

 こちらの展開、除去、と立ち回りで上回り勝ち。

 サイドからはやっぱり除去増量。

 2本目

 場が固まったところで《光り葉のナース》が相手の場に。
 しょうがない、《不敬の命令》X=4だー。

 相手の場に居る《傲慢な完全者》見えてないとかね、本当もう。

「うわあ、心底恥ずかしいミスなんですけど」
「だよね、なんかあるのかなって思ったんだけどw」
「普通に見落としてましたよ……くそ、まったくとんだ看護婦野郎だぜ」

 菊四、発言が駄目すぎ。脊髄すぎる。

 3本目

 場を固めて《野生語りのガラク》。土地をアンタップしてオーバーラン体勢。
 相手の場に《エルフのチャンピオン》が出て渡られるも、3点届かず。
 返しにガラクの大号令にて勝利。

 何本目か入れ替わっている気がする。

 3-0-0

 4回戦 竹@HAMA研? さん (同型)

 1本目

 また緑黒か! もう良いよ、お腹一杯だよ。
 話を聞くと、竹さんはキスキンいっぱい踏んできたよとの事。
 うーん、そういう日って奴なのかしら。

 試合は除去と《仮面の称賛者》を使いまわし、展開を優位に。
 最後は《不敬の命令》が火を噴いて勝ち。

 2本目

 《仮面の称賛者》*4とか無理無理。
 アドバンテージ差負け。

 3本目

 最後、ワンチャンス《不敬の命令》引けず時間切れドロー。
 もうちょいだけ自分のプレイングが早ければ詰めきれる場だっただけに惜しい。

 3-0-1

 5回戦 永世名人@HAMA研 さん (青白ピクルス)

 なぜかギャラリー二人ついての勝負。

 1本目

 こちら先手の2ターン目《タルモゴイフ》から3ターン目《獣群の呼び声》。
 相手が除去打てないようにプレッシャーかけまくり。
 《誘惑蒔き》やら変異が出るも、これをきっちりと除去しつつビートして押し切り。

 サイド

 《呆然》は本当強い。でも《思考囲い》はもっと強い。
 あるか微妙だけど、《十二足獣》怖いしなあと。
 あとはクリーチャーでアドバンテージを出すデッキだからと除去増量。

 2本目

 本当にこちらが鬼回り。怒涛の勢いでクリーチャーばら撒き。
 相手が白マナ引けないうちにほぼ展開しきって、追加で《野生語りのガラク》。
 ひたすらトークン生んで、《野生語りのガラク》落として、もう一度すぐさまおかわり《野生語りのガラク》。

 一方的すぎるゲームだった。横で見ていた人も引く。私も引く。それぐらい回りすぎ。

 4-0-1

 6回戦 師匠 (青黒t白神秘の指導コントロール)

 ID。
 お互い、何も食べてないのでローソン行きました。
 スパイシーチキンおいしーです。ファミマの方が実際はおいしーですけど。

 4-0-2

 9位までの商品授与式を間に入れてと。

 決勝の組み合わせ見たら、準々決勝は……師匠。
 ここで世にもアレな師弟対決が。

 準々決勝 師匠 (青黒t白神秘の指導コントロール)

 これ結構相性差酷いよねーと、調整で散々やった事を喋りつつ。

 1本目

 適度にいなされてから出された《センギアの吸血魔》が止まらない。
 相手が《堕落の触手》打って、ライフ磐石に。
 最後は《神秘の指導》から《心霊破》が飛んできて死亡。

 「心霊破つええー」
 「まさかPWを撃ち殺す為の代物でやられるとか……」

 2本目

 《仮面の称賛者》のもたらすアドバンテージは異常。
 とにかく相手の除去も何も苦にしない展開になり、ビート成功。

 3本目

 全体除去引かなかったら、さらに厳しいよねーと話していた状況通りに。
 結局、大攻勢に師匠が耐え切れず。

 準決勝 たっく@HAMA研 さん (青単ピクルス)

 1本目

 生物を展開、とめどなく。
 全体除去の無いカラーだと端から並べるだけー。
 そしてきっちり除去引けてる私。変異はどけどけー。
 そのまま押し切り。

 反省点は自分がテンションが上がりすぎた事。
 何度同じミスすれば気が済むんだ。本当、自戒。
 相手に不快感を与えるのはマジックじゃありません。
 対戦相手が居てこそ成り立つゲームというのをもっと考えるべきです。
 二度と、しないように気をつける。

 2本目

 こちらがまたも早くて重いクロック。
 たっくさんが土地祭りでそれを捌ききれず。

 決勝 壱@HAMA研 さん (赤緑ステロ)

 いよいよ決勝。
 相手は独自チューンの赤緑ステロイド。

 1本目

 除去と《獣群の呼び声》で相手の進攻を少し固定。
 ここから自分の役割をビートからコントロールにスイッチ。
 相手の《傲慢な完全者》がこちらの数を上回らせる前に、粘ってあれをー。

 ――よし引けた、《不敬の命令》X=8で本体ルーズとこちらのクリーチャーに畏怖。

 サイド

 もりもりと除去増量。

 2本目

 相手がクリーチャーを出す端から、全部除去で撃ち落した。
 途中、こちらのクリーチャー展開後に《硫黄破》を打たれるも、相手のライフが《不敬の命令》の射程圏に。
 全力で打ち込んで、試合終了。

 ・

 という訳で、こんな感じで2007年沖縄選手権に優勝しました。
 お陰で腹も切らずに済み、真に安堵しております。
 誓約と制約の効果は絶大です。皆様も試してみてはいかが?
 でもね、絶対に腹切るとか言うのは駄目ですよw 責任取れませんw

 えー、ああそうそう、勝ったのは良いんですが、菊四の悩みが一つありまして。
 最近、HAMA祭を勝った事により「チャンプ」などと畏れ多い呼ばれ方をされてます、が。
 ……本当勘弁してください。全然チャンプじゃないですって。
 *冒頭のすげえ嫌だと書いたのはこれでした。

 あと県内の大きい大会を2連勝したからと言って、2連勝チャンプ→2連チャン→2チャン→2chも勘弁してください。
 これ、押すなよ! 絶対押すなよ! な前フリじゃないですよ? マジですガチです。

 今回はこんなところで。
 長文にお付き合いいただきありがとうございました。

 負けに不思議の負けなし勝ちに不思議の勝ちあり。
 今後も精進します。

 あー、あとそのうち各地の都道府県選手権情報纏めたりします。
 なのでサイトの方もよろしくです。そいではでは。

 ちなみに個人的な意見ですが、滋賀は絶対に見るべきです。
 まさかまさかの《歪んだ世界/Warp World》の優勝。
 ループしないってだけで諦めていた自分に克ですよ。
 とりあえず、今後のスタンはまったりと《歪んだ世界/Warp World》を回そうと思います。 
 さてさて、夏のHAMA祭はガチでの殺し合いと聞いて準備に追われてみたり。
 具体的に言うと、チームメイトのデッキ作ったりとか。
 とりあえず、スタンエクテン抜けるとタダでドラフトできるよーと聞いてたので目標は予選抜けだなというのが大会前に思った事。

 使用デッキ

「エクテン・バランス」

メイン(60枚)
4《土を食うもの/Terravore》
1《ドラコ/Draco》
3《平等化/Balancing Act》
3《オアリムの詠唱/Orim’s Chant》
2《突然のショック/Sudden Shock》
4《腹黒い夢/Insidious Dreams》
3《燃え立つ願い/Burning Wish》
1《うつろう爆発/Erratic Explosion》
4《火+氷/Fire/Ice》
2《彩色の星/Chromatic Star》
4《睡蓮の花/Lotus Bloom》
1《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
4《テラリオン/Terrarion》
4《古き泉/Ancient Spring》
4《遺跡発掘現場/Archaeological Dig》
4《地熱の割れ目/Geothermal Crevice》
4《用水路/Irrigation Ditch》
2《硫黄孔/Sulfur Vent》
4《ほくちの加工場/Tinder Farm》
2《ヴェズーヴァ/Vesuva》

サイド(15枚)
1《平等化/Balancing Act》
1《オアリムの詠唱/Orim’s Chant》
1《枯渇/Mana Short》
2《強迫/Duress》
1《抹消/Obliterate》
1《紅蓮地獄/Pyroclasm》
2《一瞬の平和/Moment’s Peace》
2《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》
1《破壊放題/Shattering Spree》
1《外殻貫通/Hull Breach》
1《圧服/Overmaster》

 前日にたっくさんからデッキを借りて。

 今回、チームメイトのデッキ(アグロローム・DomainZOO・UWトロン)を組んだのでまともにパーツがなく。
 それでもと戦えるデッキを考えてバランスに思い当たったものの、ロームに使っているからボアが足りないなーと挫折。
 んでまあ、メッセで借りれないか聞いてみると快い返事が。なのでありがたくお借りする。

 ちょこっとしたレクチャーとZOOとかとのテストプレイをして、回し方を少し体得。
 あとは家に帰って一人回ししつつ、チームメイトの分のデッキリスト書き上げたりして本番へ。

 1回戦 naoto.cさん

 1本目 5ターン目ぐらいに普通にチャント打ってからバランス、そしてボア。勝ちパターンに上手くいけて先取。

 2本目 バランスはあるものの、相手の場に野生の雑種犬。うーん、バランス打つと全部ディスカードされちゃうなーと思い、エンド前に腹黒い夢で二枚積み込み積み込み。これで安心してバランス打てるぜ、打ったー……あれ、ディスカードしないの? 菊四の目論見木っ端微塵。それで想定していた積み込みが仇になり大惨事。そして相手が復旧早く、あっさり殴り殺され死亡。

 3本目 相手の出足が鈍い。ゆっくりと準備を整えて、いつものバランス→ボアでそのまま押し切り。

 2回戦 じゅんさん

 1本目 久しぶりにジェラードの評決を打たれて大変に驚く。うーむ、ハンデスは厳しいなー。でも相手がバランスに慣れていないみたいで、色々怪しい動き。あとは揃った瞬間にバランス→ボアと繋いで勝ち。

 2本目 ちょっと場が相手に傾いたので、ボアはいないけどバランスぶっ放し。相手の土地かなり飛ばしたし、こっちの方が復旧早いだろーと高を括っていたら、金属モックス*2 ランドセットから変異が相手の場に。まあ100パーセント天使だろうなー、4マナ届かれるときついなーと思っていたら、次のターンに相手が十手プレイ。あ、もう駄目だーと毎回パンプアップする変異にボコボコ。ライフ10まで落ち込んだところで、次のターンバランスぶっ放し準備完了。今回はボアもいるぜ!
 そこで相手がようやく4マナに。セットしたランドは……幽霊街!
 これを起動されたら死ぬなと思い、軽く「フェイスアップ?」と聞いてみると相手がフェイスアップ。わーい、死ななかったー。
 んで次のターンバランスぶっ放ししてボアで逆転ホームラン。

 3回戦 壱さん

 横では、チームメイトであるTとItoの骨肉の争いが。
 へへ、アグロロームとUWトロンとかあれだな。ハンデス対チャリスゲーだな。

 1本目 1ターン目睡蓮待機。4ターン目バランス、ボア。ぶん回りとしか言いようがない。

 2本目 バランスが引けず、ドラコ爆発もマナが足りない上に手札にドラコが来てしまって打てず負け。

 3本目 目の前に勇丸・番狼・猿人。これは死ねる。しかし、相手ライフはショックランドとフェッチで13。相手2マナ立っているけど、ZOOに入っているのは稲妻のらせんだけ。ゲインして16なら、とアップキープ腹黒い夢→ドラコ大爆発16点で勝ち。

 エクテン3連勝に成功。
 スタン一回勝つだけで抜けほぼ確定だー、楽になったーと気を吐く。

「スタン・プロジェクトX」

メイン(60枚)
1《円盤の大魔術師/Magus of the Disk》
1《意志を曲げる者/Willbender》生尾
3《墓所の勇者/Crypt Champion》
4《闇の腹心/Dark Confidant》
4《極楽鳥/Birds of Paradise》
3《本質の管理人/Essence Warden》
3《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》
3《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter》
4《番狼/Watchwolf》
2《恐怖/Terror》
3《召喚の調べ/Chord of Calling》
3《きらめく願い/Glittering Wish》
1《屈辱/Mortify》
2《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》
1《低木林地/Brushland》
2《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》
1《宝石鉱山/Gemstone Mine》
2《神無き祭殿/Godless Shrine》
3《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
2《草むした墓/Overgrown Tomb》
1《セレズニアの聖域/Selesnya Sanctuary》
4《寺院の庭/Temple Garden》
4《森/Forest》
3《平地/Plains》

サイド(15枚)
3《髑髏の占い師/Augur of Skulls》
3《虚空の力線/Leyline of the Void》
1《酷評/Castigate》
1《夜明けの集会/Congregation at Dawn》
1《制圧の輝き/Glare of Subdual》
1《調和スリヴァー/Harmonic Sliver》
1《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》
1《化膿/Putrefy》
1《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter》
1《オルゾフの司教/Orzhov Pontiff》
1《イクスリッドの看守/Yixlid Jailer》

 Tがステロイド乗るーと言ったのでそっちはお任せ。
 残り二人のデッキどうしようと考えて、トリコロールとブリンクフレアと希望が来たのでそれを組む。
 必然、また余るパーツで組めるデッキを考える事になるが、手に馴染むのがプロジェクトXなのでこれで。
 個人的に好きな番狼型ビートタイプです。最初予選を抜けたのをちょっと10版対応に弄りなおしたぐらい。

 4回戦 Ito@Anonymityさん

 そして再び醜いチームメイト抗争が。

 1本目 天使三体とか無理。

 2本目 相手も自分もグダグダに。しかし、相手が土地しか引かずビートに成功。

 3本目 2本目とほとんど同じような展開で押し切り。

 5回戦 国吉さん

 1本目 相手の隙を見て、速攻で無限ライフ。

 2本目 追い込んだものの、そこで場に降臨したギャンコマで世界が終わる。

 3本目 相手天使ビート。こちらもビート攻勢をするものの、相手の場に出たサンホームで苦しい状況に。こちらのボブは丁寧に除去られ、最後は天使2体とヘルカイトに撲殺され死亡。

 菊四の無敗伝説終了のお知らせ。

 6回戦 殴り屋@CORPS。さん

 1本目 相手の隙を見て、無限ライフに成功勝利。

 2本目 ボブから圧倒的アドバンテージを得て勝った……と思う。(かなり曖昧)

 スタン2−1 総合5−1の3位で決勝ドラフトへ。
 もうタダでドラフト出来るだけで満足です。

 ドラフト

 緑も黒も微妙すぎるなーと斬り捨てつつ、青白中心めにピック。
 ただ大分遅い段階で稲妻の斧が回ってきたり、巣穴からの総出が9か10ぐらいで取れたのでそっち方面もみつつ。
 返しで、幕屋の大魔術師が回ってウハウハして完成。

 割と堅い・飛びまくり・バウンス除去と80点ぐらいの青白に。

《鞭背ドレイク/Whip-Spine Drake》2
《霊糸の幻/Gossamer Phantasm》2
《幕屋の大魔術師/Magus of the Tabernacle》1
《ダスクライダーの大隼/Duskrider Peregrine》1
《塩平原の世捨て/Saltfield Recluse》1
《エイヴンの占い師/Aven Augur》1
《監視スリヴァー/Watcher Sliver》1
《遍歴のカゲロウ獣/Errant Ephemeron》1
《覆われた奇異/Veiling Oddity》1
《珊瑚のペテン師/Coral Trickster》1
《歪んだ爪の変成者/Crookclaw Transmuter》1
《ヴィダルケンの霊気魔道士/Vedalken AEthermage》1

《卑しめる裁き/Judge Unworthy》2
《ヴェンセールの拡散/Venser’s Diffusion》2
《雷のトーテム像/Thunder Totem》1
《隊列の叫び/Marshaling Cry》1
《不愉快の拒絶/Rebuff the Wicked》1
《時間の孤立/Temporal Isolation》1
《羊術/Ovinize》1

《島/Island》 9
《平地/Plains》8

 ないなーと思うのは、不愉快の拒絶。
 用途が違うとはいえ、普通に仲裁の契約をメインに置くべきだった。
 霊気魔道士は幕屋とエイヴン用に。

 7回戦 ミッチー@U.Kさん

 1本目 上を飛行が殴り、下を幕屋がガッチリキャッチ。

 2本目 同じような展開。

 8回戦 よなしょーさん

 1本目 光速飛行ビート。相手のテンポが遅いのもあって、さっくりめにライフゼロへ。

 2本目 後手ダブルマリガンから。今度は相手の展開が速いし、重い。こっちは土地4枚にトーテムストップときつきつ。

 そしてこんな状況に。

 相手の場(ライフ14)
 ・憤怒スリヴァー(二段攻撃)召喚酔い
 ・筋力スリヴァー(+1+1)
 ・乱打スリヴァー(トランプル)
 ・白たてがみのライオン
 ・ヴェク追われの占い師
 ・遍歴の宿命語り(タップ状態)

 起きている土地は山一枚だけ。

 自分の場(ライフ8)
 ・エイヴンの占い師
 ・塩平原の世捨て
 ・歪んだ爪の変成者(アタックしてタップ状態)
 ・遍歴のカゲロウ獣(待機2)

 起きている土地は平地と島だけ。

 相手は当然フルアタック。
 菊四は占い師で筋力スリヴァーをブロック。
 先制攻撃のダメージ乗る前に世捨てでパワーは下げてっと。

 んで、ダメージを乗せる。
 ここで相手が勝ちを確信した素振りを見せる。
 へへ、まだまだ甘いんだぜ。

 あちょー、サイドインした虎の子の仲裁の契約を喰らえー。

 これで菊四死なず。そして筋力落ちる。
 返しのこちらアップキープで乱打と憤怒を占い師で戻して、割と形勢逆転。
 もちろん契約は支払っております。

 その後、カゲロウが出てきたりでなんとかかんとか相手のライフを削りきり。
 この日一番面白い試合でした。主に自分が上手く捌けたからなんですががが。

 9回戦 殴り屋@CORPS。さん

 あ、オポ考えると絶対勝たないと駄目みたい。

 1本目 光速飛行ビート。そして相手のクリーチャーをエイヴンで戻し、卑しめる裁きで除去してという具合。

 2本目 ほぼ同様に、上の大攻勢で勝ち。

 これで決勝スタン確定。

 始まる前に、商品追加−と真ガポールさんが次元の混乱を8パック提供。
 勝った方5パックというのを、殴り屋さんと話して勝者全取りに決定。

 10回戦 殴り屋@CORPS。さん

 今日三度目の勝負。
 そして二本先取がいきなりの展開で三本先取に。

 1本目 タルモを願い→1ターン後に化膿できたのが幸い。その後、番狼3体とロクソドンの教主でビートに成功。

 2本目 本質の管理人2体コントロールしてライフを安全圏に。そしてボブ二体を養い、最後は願い→制圧の輝きで盤面制圧。

 3本目 ワンマリガン。それでもボブがアドバンテージ稼いで、体勢建て直しに成功。そして最後はボブとサッフィーで締め。

 後ろで見ている人がどん引きする色んな意味での引きゲーぶりを露呈しつつ、3連勝で優勝ー。
 懐かしい言い回しなら、スーパーサイヤ人のような引き、でした。

 で、優勝してヒャッホイヒャッホイしつつ今に至ると。
 勝ったのに言うのもなんですが、正直運で勝ったという感じですね。
 引き強すぎじゃないかと。

 負けに不思議の負けなし勝ちに不思議の勝ちあり。
 今後も精進していきたい次第です。

 主催のHAMA研並びにゼロ店長、参加者の皆様本当にお疲れ様でした。
 まずは今を語るより前に、在りし日の事から。

 私が始めてシルバー杯に参加したのは第19回。もうかれこれ、6年前。
 実はこれが最初で最後のシルバー杯……になるはずだったのだけど。

 今回、店長である近野様が沖縄から離れるという事で、もう一度の開催と相成った。

 ちなみに前回参加した時、私の順位は73名中18位。
 大会初参加でもあったから、実は凄く良い成績だったりする。
 使っていたデッキも、土地19枚に黄昏の呼び声が3枚投入という大惨事のデッキだったから、ある意味奇跡のような数字だ。

 しかし、あれから6年も経てば私だってそれなりに成長している(ああ言いきっちゃった)。
 今回出るからには、必ずや私がこのタイトルを頂く! と思いつつ、楽しめれば良いかなあとも思いつつ。
 正直、もう一度シルバー杯が出来るっていうのが凄く嬉しかったんだ。うん、本当に嬉しかった。
 これはシルバーに関わりのある人なら共通の想いだと思う。

 大会前からきちんと乗るデッキも決めていた(ドラゴンストーム)。
 決めてから大体一週間、一人でずっと回していた。
 スリーブを1セット駄目にするぐらい回して回して、どうにか人並みに回せるようにはなったと思う。
 ……途中、プロジェクトXに浮気しそうになったけどねw
 
 さてさて、これで当日への準備は終了。
 前日、私はわくわくして遠足前のように眠れずにいた。

 大会当日、前日から本当に眠れずに完徹した私が居た。阿呆である。
 当日のリストはこんな感じ

 
メイン60枚

4 蒸気孔/ Steam Vents
4 シヴの浅瀬/Shivan Reef
2 石灰の池/ Calciform Pools
6 山/Mountain
6 島/Island

2 狩り立てられたドラゴン/ Hunted Dragon
4 ボガーダンのヘルカイト/ Bogardan Hellkite
4 差し戻し/ Remand
4 ドラゴンの嵐/ Dragonstorm
4 煮えたぎる歌/Seething Song
4 手練/Sleight of Hand
4 炎の儀式/ Rite of Flame
4 時間の把握/ Telling Time
4 万の眠り/ Gigadrowse
4 睡蓮の花/ Lotus Bloom

サイド

4 硫黄の精霊/ Sulfur Elemental
4 撤廃/ Repeal
3 無知の喜び/ Ignorant Bliss
2 戦慄艦の浅瀬/ Dreadship Reef
1 ゴロゾス/ Grozoth
1 目くらましの呪文/ Dizzy Spell


 メインはほとんど世界選手権の三原様のデッキと変わらず(浅瀬が石灰の池になっているだけ)

 サイドは、

 硫黄の精霊は当日ボロスが多いと感じて投入。
 ボロス以外のビート用に撤廃。
 迫害などの手札破壊に無知の喜び。
 浅瀬はコントロール相手へのサイド後。
 ゴロゾスは相手によって駆り立てられたドラゴン1枚とチェンジ。
 目くらましはコントロール相手に、万の眠りなどサーチ用。

 という感じ。練りが足りていない、というのが正直な実感。

 さてと、ちょいと記憶が曖昧だけどレポートを書いてみよう。

 1回戦 Iさん(GBRコントロール)

 黒が入っているのを確認してややげんなり。迫害怖いよ迫害。

 1本目
 こちらがさっくりと回り、炎の儀式→炎の儀式→煮えたぎる歌→ドラゴンの嵐で先取。

 2本目
 相手の迫害(色宣言は無論赤)や呆然が刺さりドラゴンの嵐などが落ちる。
 んでダラダラしているところに、相手根絶→ドラゴンの嵐。
 諦めずにヘルカイト路線で粘ろうとするものの、相手が調和を二連射。
 そのまま後続の生物に殴られ死亡。

 3本目
 相手の出足が鈍い。
 相手の迫害→差し戻し。その次のターンの迫害→差し戻し。さらに次のターンの迫害→無知の喜び。
 という風に、綺麗にかわして、ニターン後ぐらいに炎の儀式からドラゴンの嵐(ストーム1)。
 ヘルカイト二体呼んで、相手の根の壁(土地が詰まっていた)と本体に割り振る。
 そのまま、ヘルカイト死なず押し切る。

 2回戦 又吉さん(ボロス)

 チームメイトと当たる。ダイスロールで勝ち、先行獲得。ボロス相手にこれは助かる。

 1本目
 差し戻しなどで綺麗にいなして、
 4ターン目に炎の儀式→煮えたぎる歌→煮えたぎる歌→ドラゴンの嵐で先取。

 2本目
 相手1ターン目サバンナライオン、2ターンめライオンと展開。
 こちらの2ターン目に、炎の儀式使って硫黄の精霊で2対1交換。これに火力を打たせて3対2交換。
 相手のクロックをそうやって落とした所で、煮えたぎる歌→煮えたぎる歌→ドラゴンの嵐で連取。

 3回戦 電光石火さん(URトロン)

 相性的には悪くないが、相手のトロン揃いからの悪魔火とかが怖いなあと思いつつ。

 1本目
 相手も自分も土地が並ぶ並ぶ並ぶ。
 そして私の手札には全国から颯爽と参上したヘルカイトが2枚。国に帰れ!
 相手が先に動いて、影武者をプレイ(自身の墓地にあるヘルカイトをコピー。5点は菊四に)。
 エンド前に、菊四もヘルカイトをプレイして影武者を落とす。返し殴って、その返しに分解されてしまう。
 その後、相手のエンド前に延々とヘルカイトプレイ。うっかり通る。
 さらにドラゴンの嵐プレイ(ストーム2)して畳み掛ける。
 が。
 相手神秘の指導から徴用サーチし、ピッチでプレイ。
 僕の嵐がーとなるが、相手がスタック一番上のを奪った為に、相手の場に出たヘルカイトを焼き払えた。
 本体に偉いダメージのX火力が飛んでこなかったので、そのままヘルカイトで押し切りに成功。

 2本目
 相手が事故気味。それでも、テフェリーなどをプレイしてクロックをかけてくる。
 うーむと悩んでいるところに、相手が土地を引くべくのコンパルや印鑑プレイでフルタップ。
 その返しに、普通にくるりとストーム稼いでドラゴンの嵐(ストーム2)。
 うおー死ねーとばかりにヘルカイトが3体現れ、相手のテフェリーなどが旅立つ。あと本体に11点飛ばした。
 さすがにURトロンでヘルカイト3体は一片に始末されず、そのまま殴りきる。

 4回戦 Canさん(アグロローム)

 ここから二回IDすれば残れるかなあとか色々お話してみると微妙。
 だったら4・5と二回勝負する方が良いよねーと言う事で勝負。

 1本目
 相手の出足が鈍い。
 こちらは1ターン目に睡蓮を待機して、
 5ターン目に儀式→煮えたぎる歌→煮えたぎる歌→ドラゴンの嵐と繋ぎ先取。

 2本目
 またしても1ターン目に睡蓮待機。
 今度は土地を破壊されたりするも、相手のガルガドンを差し戻ししたりして動きを止める。
 あとは、煮えたぎる歌経由からヘルカイトをプレイ。
 相手の根の壁とブリキ通りの悪党を焼き払い、そのまま押し切る。

 5回戦 Itoさん(トリコロール)

 ID。チームメイト同士で予選1位2位通過。

 決勝前(空き時間)

 タカヒロ持参の地獄タワーを菊四・タカヒロ・ヨギ君・TOMMY様でプレイ。
 次から次へと現れるカードのバランス取れていないカオス感がたまらない。
 時の螺旋とか入れてんじゃねーよバーカw
 タカヒロが無駄にでかいクリーチャー引き当てまくって腹が立ったので、ひたすらクリーチャーで殴りかかる。
 追加でマスティコアを出そうとする→ヨギ君が窒息の旋風でカウンター。
 まだまだーとデアリガズを出そうとする→ヨギ君がドロマーの魔除けでカウンター。

 おのれヨギ! 許すまじ! 

 結果として、タカヒロの高潮のクラーケンとか憤怒の化身に殺される羽目に。

 そんな感じでまったりしていると、決勝のリストが張り出されるので確認。

 (予選順位)
 1菊四@Anonymity
 2Ito@Anonymity
 3カニ@UK
 4Can
 4村山
 6電光石火@UK
 7ケント@Anonymity
 7アキラ@Anonymity

 チームメイト多すぎです。しかも全員準々決勝当たるとかさーw

 決勝トーナメント1回戦 アキラ(トリコロール)

 チームメイト同士なので談笑しながら。
 ちょっと眠かったので、齋藤プロのように頬を叩いて気合を入れてみる。
 頬が痛くなったが眠気は醒めた。

 さて始めようとしたところで、クリスが颯爽とカードを持ってニコニコ。
 どうも引いたカードをあげるらしい。太っ腹だ。
 試しに菊四が引くと、ベータの黒の防御円。
 アキラが引くとベータの蘇生だった。
 この時、電波だと思うが菊四には嫌な予感がした。
 タイムシフトプレイヤー(三年ぶりに復帰)のアキラに、蘇生……。
 暗示としては出来すぎだろう、と。

 1本目

 手札的には悪くないのでスタートしてみる。
 が、手練とかで検索をかけてみても嵐が見つからない。
 その上、ドローするとヘルカイトやらが溢れんばかりにやってくる。
 相手のヌーマットを差し戻ししてみたりとドローはすれど、パーツが集まらない。
 そうこうしている間に、相手の場にアクローマが出てしまう。
 必死にヘルカイトなどをプレイしてみるものの、最後はゴッドで流され、その後影武者がヘルカイトになり死亡。

 2本目

 手練してみたりと序盤はまずまず。相手が石の雨を二回打ってくるが、土地は伸びるのでそこまで問題なく。
 んで時間の把握を打って、ちょっと事件発生。相手が間違ってこちらのライブラリーを切ってしまう。
 これで相手に警告が出る。
 ちなみにライブラリーの上に隠したのは時間の把握、下に隠したのはドラゴンの嵐。
 ただ、これを証明できるのが自分しかいなかったのでそのまま続行。
 まあしょうがない。ギャラリーがいればなあw
 ドローしても、ドラゴンと土地引くばかりで厳しい。
 最終的にはやはりアクローマに殴りきられ死亡。

 残念! 菊四の冒険はここで終わってしまった!
 えーと、次のシルバー杯はいつかなw? と思ったのは内緒内緒。

 ……うーん、本当に悔しかったなあ。

 準決勝が始まる頃、お腹がすいたので同じく負けてしまった師匠とローソン行って。
 帰ってきてちょっとしたら決勝が始まった。

 アキラVSIto

 なんとも嬉しい事に、自分達のチームメイト二人による決勝戦である。これなんて自作自演?
 シルバーの最後の世代同士ってのを考えると、また色々感慨深い。

 これはレポートを取ってあるので、そのうちサイトの方に。
 勝ったのは三年の空白を置いてタイムシフト……いやいや、見事に「蘇生」したアキラ。
 タイムシフトカードの入ったシルバー杯に、もっとも相応しいプレイヤーが勝ったのかもしれない。

 しばらくはラストエンペラーとでも呼ばれれば良いさw
 なにはともあれ、おめでとうございます。

 運営スタッフとジャッジの皆様お疲れ様でした。

 そして、数え切れないほどお世話になった店長の近野様、本当にありがとうございました!
 「レガシー、大会レポート、前フリ」

 フォーマット、そうフォーマットというものが多種多様ね、マジックにはあるんだよ。
 例えば、スタンダード、例えば、ブロック構築、例えば、レガシー。

 ん? レガシーって、ただのパワー9のないヴィンテージだろう? だって?
 まあその言葉でも概ね間違っていないよと言いたいけれども、実はそうでもないのさこれが。

 百聞は一見に如かず、千聞とてまた然り。
 五つのレポートを見たら、きっと画面の向こうの君だってこのフォーマットがまったく別種であると思ってくれるに違いない。

 さあさ、レポートを始めよう。
 過ぎ去った過去を記録から引きずり出し、次なるプレイヤーの為に、出来うる限りにゲームの面白さを詰め込んで――
 ――沖縄県で最もレガシーとヴィンテージを愛してやまないけんつよ主催のレガシー大会レポートを君に贈るとしよう。

 「レガシー、大会レポート、R1」

 けんつよVS真ドバッド

 やはり最初は主催の試合をレポートするのが筋ってものだろう。
 そう思い、わざわざ用意されたフューチャー席(今までなかったのだよ、これが)に座ったけんつよと真ドバッドの試合からレポートはスタートだ。
 レポーターとしては、そうだね……遅い進行だとレポートが楽なんだけれどね?

「1」(奇数ターンアクティブ真ドバッド。偶数ターンアクティブけんつよ)

 先攻は真ドバッド。
 お互いマリガンなし。

 1・血染めのぬかるみからスタートし、即座にサクりTaigaをセット(真ライフ19)。

 2・こちらはBadlandsからスタートして肉占いをプレイ。
   2/2のゾンビトークンが颯爽と1ターン目に現れた。黒い2/2が出る時代を象徴する一枚。

 3・Badlandsをプレイし、フルタップから花の壁。パフォーマンス最高級の壁様のお出ましだ。

 4・吹きさらしの荒野をプレイ→Savannah(けんつよライフ19)を持ってきて、トークンに怨恨をプレイ。
   そして、アタックに向かうゾンビトークン。パワーは4(おいおい、けんつよにとってはまだ2ターン目なんだぜ?)
   これは花の壁でブロックされ、ノーダメージ。花の壁は墓地へ。
   第2メインフェイズに、カーノファージを戦線に追加してエンド。
   かつて、ヘイトレッドを支えたもう一枚の1マナで2/2スペックのゾンビまで現れやがった。
   2ターン目で6点クロックってすげえぜ。痺れちまうね。

 5・根の壁をプレイして、モックス・ダイアモンドもプレイ(ディスカードは沼)。
   まあ、この壁も相当アレだよな。普通に強いぜ。明らかに硬すぎる2マナ生物だ。
   ランドはプレイされず、エンドを宣言。

 6・カーノファージをアンタップ選択、ライフ1点減少(けんつよ18)。
   フルアタック。トークンは根の壁ががっちりキャッチ。カーノファージはスルーされる(真17)。
   そして《生ける闘技場》《宇宙》《インビテーショナルカード》《Mrオース》――闇の腹心様が場に光臨。
   闇なのに、光臨とはこれいかに? そりゃ、あれだ、菊四のレポートミスだよ。直さないけど。

   エンド前に、真ドバッドは忘れられた洞窟をサイクリング。

 7・花の壁をプレイして、1ドロー。
   このターンもランドはプレイされず。
   ……土地が止まったのか?
   そうだとすると、場況を見る限り、かなり苦しい。

 8・カーノファージはまだお役続行。なので、けんつよは給料を支払う(けんつよ17)。
   そして、闇の腹心がトップを捲る!
   ……捲れたのは「Bayou」!
   オッケー、これが宇宙だ。
   メインフェイズに移行し、そのまま戦闘フェイズへ。
   目の前は壁のみ。パワーはない。
   なので、当たり前のフルアタック。
   闇の腹心はブロックされ、残りはスルー。ダメージは6(真11)。
   けんつよはさらに、攻勢を強める。
   スカイシュラウドの精鋭を追加し、さらに農芸師ギルドの魔道士まで。
   一気に畳み掛けるようだ。

   エンド前に、打開策を探る真ドバッドは忘れられた洞窟をサイクリング。
   何かを引きこめられるか?

 9・根の壁にカウンターを一個乗せる。溢れる緑のマナ。
   それと土地一枚を使い、壌土からの生命をプレイ→忘れられた洞窟2枚と血染めのぬかるみ回収。
   回収した血染めのぬかるみをプレイして、エンド。

 10・カーノから1点(16)。
    闇の腹心→樹木茂る山麓。まさに宇宙。愛されているね。羨ましいったらありゃしない。
    けんつよは、見せた樹木茂る山麓をプレイ→怨恨をスカイシュラウドの精鋭にプレイしてから戦闘フェイズに移行。
    農芸師ギルドの魔道士を残してフルアタック。
    壁2体は、怨恨をつけた2体をブロック(ゾンビトークン・スカイシュラウドの精鋭)。
    闇の腹心とカーノファージはスルー。4点を与えて、残りは7に。

    エンド前に、血染めのぬかるみ→Taigaサーチ(6)。

 11・真ドバッドがここで起死回生の一枚をプレイ。
    ――壊滅的な夢。追加コストは4枚(ランダムディスカード・燃え立つ願い×2・不毛の大地・忘れられた洞窟)。
    赤い夢が、一気に場況をひっくり返す!

    けんつよはスタックで、樹木茂る山麓をBadlandsに。
    農芸師ギルド魔道師能力起動。1点を、けんつよ(15)と真(5)に。
    ついでにけんつよは赤マナを2つマナプールに。

    解決されて、土地もクリーチャーもほぼ全部吹っ飛んだ。能力により、怨恨は二枚けんつよ手札に戻った。
    仕切りなおしやで、刃くん! とはまさにこの事(と菊四は思ったり)。

    サイクリングして、壌土からの生命を発掘(血染めのぬかるみ・陰謀団式療法・モックス・ダイアモンドが墓地に)。
    さあ、ここから巻きなおせるか?

    と思ったのもつかのま、マナプールに残しておいたマナを使われて、エンド前に火葬が飛ぶ(2)。

 12・ドローしてから、けんつよは稲妻をプレイ。
    真ドバッド、燃える。

 けんつよ1−0真ドバッド

「2」

 双方、マリガンなし。

 1・先攻は、真ドバッド。
   血染めのぬかるみ→Badlandsから陰謀団式療法をプレイ。
   指定は、怨恨。
   これはヒットせず、残念無念のターンエンド。

 2・Bayouからカーノファージ。

 3・不毛の大地→けんつよのBayouを破壊。
   モックス・ダイアモンドをプレイ(ディスカード・忘れられた洞窟)。
   そして、壌土からの生命(回収・不毛の大地・血染めのぬかるみ・忘れられた洞窟)。
   すげえ大儲け。

 4・アップキープ支払い(19)。
   カーノファージアタック(真17)。
   ランドはプレイせず。

 5・血染めのぬかるみ→Taiga(16)。
   フルタップして、永遠の証人(回収、血染めのぬかるみ)。

 6・ライフ支払い(18)。
   カーノファージアタックも、ウィットネスがブロック。
   Badlands→密林の猿人プレイ。

 7・不毛の大地→けんつよのBadlandsを破壊。
   陰謀団式療法をプレイ。
   指定はクウィリーオン・レインジャー。
   手札を覗くと2枚あり、超ヒット。
   忘れられた洞窟をサイクリング→壌土からの生命を発掘(沼・樹木茂る山麓・突撃の地鳴りが墓地に)。

 8・密林の猿人アタック。森がないので、1点(真15)。

 9・血染めのぬかるみ→Badlands(14)。
   壌土からの生命をプレイ(不毛の大地・忘れられた洞窟・沼)
   エンジンが回りはじめている。

 10・密林の猿人がアタック(真13)。
    エンド前に、真ドバッドが忘れられた洞窟をサイクリング。

 11・Taigaをプレイ。
    永遠の証人(回収、突撃の地鳴り)。

 12・けんつよ、投了。

「3」
 先攻はけんつよ。
 真ドバッド、1マリガン。

 1・Taigaからクウィリーオン・レインジャーをプレイ。
   本当、この子がいると森って強く見えるよな。

 2・やせた原野をプレイしてエンド。
   あんまり良い立ち上がりではない。

 3・レインジャーアタック。(真19)
   Bayou→カーノファージ・密林の猿人と立て続けにプレイ。
   一気にクロックが上昇!

 4・強迫→稲妻が落ちる。
   森をプレイしてエンド。

 5・カーノファージをアンタップ選択(19)。
   そして、フルアタック。
   ノーガードの真ドバッドは受けるしかない(真14)。
   第2メインフェイズ、密林の猿人が追加される。

 6・真ドバッドは沼を置いてエンド。
   これは……かなり苦しい。

 7・カーノファージをアンタップ選択し、メインフェイズ移行→戦闘フェイズからフルアタック。
   どうしようもない真ドバッド。残り7まで落ち込む。
   けんつよ、決める為にブリキ通りの悪党、肉占いを追加。
   マナベースから見て、壊滅的な夢はありえないと踏んで。

 8・結局のところ、1マリガンが響いたとしか言いようがない。
   真ドバッド、投了。

 けんつよ2−1真ドバッド。

 win けんつよ
 --------------------------------------------------
 ◆ けんつよ
 --------------------------------------------------
 3《カーノファージ/Carnophage》
 4《密林の猿人/Kird Ape》
 2《農芸師ギルドの魔道士/Granger Guildmage》
 3《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger》
 3《スカイシュラウドの精鋭/Skyshroud Elite》
 4《闇の腹心/Dark Confidant》
 3《野生の雑種犬/Wild Mongrel》
 4《肉占い/Sarcomancy》
 4《Chain Lightning》
 4《稲妻/Lightning Bolt》
 4《怨恨/Rancor》
 4《火葬/Incinerate》
 1《Savannah》
 3《Badlands》
 4《Bayou》
 3《Taiga》
 2《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
 1《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
 4《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
 サイド(15枚)
 3《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch》
 3《ブリキ通りの悪党/Tin Street Hooligan》
 3《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
 3《隠れたるテナガザル/Hidden Gibbons》
 3《帰化/Naturalize》
 --------------------------------------------------
 ◆ 真ドバッド
 --------------------------------------------------
 4《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
 3《花の壁/Wall of Blossoms》
 3《根の壁/Wall of Roots》
 3《壌土からの生命/Life from the Loam》
 4《燃え立つ願い/Burning Wish》
 3《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
 2《強迫/Duress》
 3《永遠の証人/Eternal Witness》
 1《墓掘り甲のスカラベ/Grave-Shell Scarab》
 3《壊滅的な夢/Devastating Dreams》
 2《ワームの咆哮/Roar of the Wurm》
 3《突撃の地鳴り/Seismic Assault》
 1《ギャンブル/Gamble》
 4《忘れられた洞窟/Forgotten Cave》
 4《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
 1《沼/Swamp》
 2《Badlands》
 2《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
 2《Taiga》
 3《平穏な茂み/Tranquil Thicket》
 3《不毛の大地/Wasteland》
 2《やせた原野/Barren Moor》
 1《森/Forest》
 1《山/Mountain》
 サイド(15枚)
 1《チェイナーの布告/Chainer’s Edict》
 2《ガイアの祝福/Gaea’s Blessing》
 2《強迫/Duress》
 1《壌土からの生命/Life from the Loam》
 1《壊滅的な夢/Devastating Dreams》
 1《Regrowth》
 1《ギャンブル/Gamble》
 1《非業の死/Perish》
 1《美徳の喪失/Virtue’s Ruin》
 1《千足虫/Gigapede》
 1《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
 2《外殻貫通/Hull Breach》
・ TOMMY’sリーグ 2nd 2−1 ・

 又吉(NWO【5th + TMP + MRD】) VS HPL(ステロイド【 9TH + MRD + RAV 】)

 先行は又吉。
 お互いマリガン無し。

・1ターン目(又吉)

 森プレイ。

・2ターン目(HPL)

 森プレイ。

・3ターン目(又吉)

 反射池をプレイ。
 2ターン目の絶望「適者生存」をプレイ。
 HPL、ちょっと萎える。

・4ターン目(HPL)

 森をプレイ。
 「シラナの岩礁渡り」を場に送り込む。

・5ターン目(又吉)

 硫黄泉プレイ。
 「ウッドエルフ」をプレイして、森を場に。
 そのままエンド。

 相手のエンド前に行動するご様子。

・6ターン目(HPL)

 「シラナ」がアタック、ブロック出来るクリーチャーがいないので又吉の残りライフは19に。
 第二メインで山をプレイ。
 狂喜しながら場に躍り出る「瘡蓋族のやっかい者」。

 さあ、「繰り返す悪夢」がプレイされる前に殴り殺せるか?

・7ターン目(又吉)

 「生存」起動→ディスカード「隔離するタイタン」サーチ「ペンタバス」。
 ここでプレイされたのは「悪夢」。
 あっという間に「Nightmare Survival」が完成。
 当然、「ウッドエルフ」を生贄に捧げ、入れ替わりで場に出てくる「タイタン」。
 HPLの山と森が一瞬で吹き飛んでいく。

・8ターン目(HPL)

 森プレイ。「シラナ」だけがアタック。
 又吉、残りライフ18。
 その後で、二体目の「シラナ」プレイ。

 地上は完全にストップ。
 超苦しいHPL。

・9ターン目(又吉)

 タイタンがアタック。
 HPLはこれを受けて、残り13。
 「生存」起動→ディスカード「ペンタバス」サーチ「スパイクの織り手」。
 「悪夢」プレイ。墓地に逝く「タイタン」。場に出る「ペンタバス」。
 場を離れた為、「タイタン」の能力で、HPLの森が一枚飛ぶ。
 まさに悪夢。

・10ターン目(HPL)

 森プレイ。
 シラナ二体アタック。
 又吉、残りライフ16。

・11ターン目(又吉)

 「ペンタバス」アタック。
 スルーのHPL、残りライフ8。
 「ペンタバス」からトークンが生み出され、それが「悪夢」によって「タイタン」に。
 また一枚飛んでいく、HPLの森。
 「極楽鳥」をプレイして、又吉はエンド。

・12ターン目(HPL)

 ドローまでして、HPL投了。

 又吉 1−0 HPL

 正直、鬼回りです。
 所要時間七分。早すぎて死にそうだ。

 ・ TOMMY’sリーグ 2nd 2−2 ・

 又吉(NWO【5th + TMP + MRD】) VS HPL(ステロイド【 9TH + MRD + RAV 】)

 負け先で、HPLから。
 又吉、1マリガン。

・1ターン目(HPL)

 山プレイ、そして「焼け焦げたルサルカ」をプレイ。
 まずまずのスタート。

・2ターン目(又吉)

 森プレイから「鳥」をプレイ。
 こちらもまずまず。

・3ターン目(HPL)

 「ルサルカ」アタック。これは普通にスルーされ、又吉残り19。
 森プレイ、「世慣れたドライアド」がこんにちわ。

・4ターン目(又吉)

 沼プレイ→「ウッドエルフ」。
 森を場に出して、ここはエンド。

・5ターン目(HPL)

 森プレイ、「ドライアド」と「ルサルカ」でアタック。
 特殊地形がないので「ドライアド」を「ウッドエルフ」がブロック。
 スルーの「ルサルカ」とダメージをスタックに乗せてから、飛んできた「ドライアド」により、又吉残り17。
 追加の攻め手「シラナ」が追加される。

・6ターン目(又吉)

 土地はプレイされず、「花の壁」と「鳥」がプレイされる。

・7ターン目(HPL)

 森プレイ、「シラナ」と「ルサルカ」でアタック。
 「ルサルカ」は「花」がブロック。「シラナ」はスルー。又吉のライフはこれで16に。
 「激情のゴブリン」「永遠の証人」をプレイ(回収はドライアド)。

・8ターン目(又吉)

 低木林地プレイ。「雲を追う鷲」をプレイしてエンド。

・9ターン目(HPL)

 フルアタック。
 「ゴブリン」の能力で、「鷲」はブロック不可。
 「花」が「証人」をブロック。
 通ったダメージは2点。
 又吉の残りライフは14に。

・10ターン目(又吉)

 森プレイ。
 「適者生存」が降臨。
 即座に起動→ディスカード「白金の天使」サーチ「隔離するタイタン」。
 二度目の起動→ディスカード「タイタン」サーチ「トリスケリオン」。

 ここで又吉がプレイしたのは「繰り返す悪夢」。
 ……右手バンチューかこの人。

 「鳥」と「タイタン」が交代。
 吹き飛ぶ又吉の沼とHPLの森と山。

・11ターン目(HPL)

 心が折れてしまったHPL、ここで投了。

 デッキの性質上、場況がここまで固定されるとそれも仕方なし。

 又吉 2−0 HPL

 又吉win

 デッキリスト。

 又吉は1で紹介したので割愛。

HPL【 9TH + MRD + RAV 】

メイン60枚
3枚《密林の猿人/Kird Ape(9ED)》
3枚《激情のゴブリン/Frenzied Goblin(RAV)》
4枚《焼け焦げたルサルカ/Scorched Rusalka(GPT)》
3枚《シラナの岩礁渡り/Silhana Ledgewalker(GPT)》
4枚《世慣れたドライアド/Dryad Sophisticate(GPT)》
3枚《瘡蓋族のやっかい者/Scab-Clan Mauler(GPT)》
3枚《永遠の証人/Eternal Witness(5DN)》
4枚《炎樹族のシャーマン/Burning-Tree Shaman》
3枚《巨大ヒヨケムシ/Giant Solifuge(GPT)》
4枚《黒焦げ/Char(RAV)》
2枚《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice(DST)》

2枚《怒りの穴蔵、スカルグ/Skarrg, the Rage Pits(GPT)》
4枚《カープルーザンの森/Karplusan Forest(9ED)》
4枚《踏み鳴らされる地/Stomping Ground(GPT)》
7枚 森
7枚 山

●サイド
2枚《猶予の石/Moratorium Stone(GPT)》
2枚《破壊放題/Shattering Spree(GPT)》
2枚《ブリキ通りの悪党/Tin Street Hooligan(GPT)》
3枚《血染めの月/Blood Moon(9ED)》
3枚《類電の反響/Parallectric Feedback(GPT)》
3枚《帰化/Naturalize(9ED)》
 主催であるTOMMY様のところでデッキリストがUPされはじめているので、レポート上げていきますよー。
 あ、ちなみにこちらとなっております。

 TOMMYの思いつき電波日記(5月24日)
 http://diarynote.jp/d/51151/20060524.html

 前フリは既に済ませてあるので、すぐに始まる親切設計。
 そして前フリの方が時間が掛かったという事実。

 今回、レポをとった場所はトップ卓固定。
 一回戦は違うけど、二回戦からそうなる卓ですね。

 そいでは始まり始まり。

 *()はアクティブプレイヤー。

 ・ TOMMY’sリーグ 2nd 1−1 ・

 又吉(NWO【5th + TMP + MRD】) VS CCB(ランデス【7th + URZ + ODS 】)

 先行は又吉。
 お互いマリガン無し。

・1ターン目(又吉)

 又吉、低木林地から「極楽鳥」をプレイ。

・2ターン目(CCB)

 ギトゥの宿営地をプレイ。

 まずはお互い無難な立ち上がり。
 それにしても宿営地は懐かしいですね。
 昔、ポコポコ殴られて結果撲殺された経験のある菊四にはとても思い出深い。

・3ターン目(又吉)

 沼をプレイ。そして森から「極楽鳥」、召還酔いの解けた「極楽鳥」から「ラノワールのエルフ」をプレイ。
 あっという間に5マナ。返しでCCBが「紅蓮地獄」とかプレイしたら地獄だなあ。

・4ターン目(CCB)

 山をプレイ。
 しかし、誰も丸焼きになる事もなくエンド。

・5ターン目(又吉)

 硫黄泉プレイ。又吉、おもむろにマナソースをフルタップ。
 溢れ出る六マナ。
 さあ、何が飛び出てくる?

「トリスケリオン、プレイー」。

 ぎゃあー! 超速攻でトリスケかよ!
 これは酷い。CCB、まだ2マナしかないんだぜ?

・6ターン目(CCB)

 山プレイ→「略奪」をプレイ。対象は低木林地。
 普通にぶっ壊してからエンド。

 あれ? 対象、普通トリスケじゃね?
 む、しかしこっちからハンド見えないから、他の対処手段があるに違いない。
 なるほど、そう考えると後続の可能性を少し抑える方向なのかな。
 と、自己で勝手に理解する菊四。

・7ターン目(又吉)

 森プレイ。「エルフ」と「トリスケ」でアタック。
 ブロッカーが居ないので、当然全てスルー。
 これでCCBの残りライフは15。
 マナは大量にあるが、又吉はここでエンド。

・8ターン目(CCB)

 山プレイ→「破砕」。対象は「トリスケ」。
 スタックでカウンターを取り除き、三点をCCBさんに。
 CCB、残りライフ12。

 ひとまず、トリスケリの危機から脱出。
 あとはどうやって土地を縛っていくかですね。
 しかし鳥とエルフがウザイ事この上ない。

・9ターン目(又吉)

 カープルーザンの森をプレイ。
 そしてまた、マナソースというマナソースをフルタップ。
 さっきより1マナ増えて7マナ。
 又吉の手札から、降臨する「白金の天使」。

 大型連打ですよ。これはCCB苦しいなあ……。

・10ターン目(CCB)

 山プレイ→「地の裂け目」。対象は沼。
 ここでエンド。

 う、対処手段が無いみたいだ。
 これは厳しい。

・11ターン目(又吉)

 「天使」、「エルフ」でアタック。
 CCB、残りライフ7。
 ここで追加のクリーチャー、「スパイクの飼育係」がプレイされる。

・12ターン目(CCB)

 ギトゥの宿営地プレイ。
 だが、何もプレイできないCCB。
 そのままエンドを宣言。

 次のターン、又吉が全員アタックを敢行。
 これは無理だと判断。

 CCB投了。

 又吉 1−0 CCB

 この一本の所要時間は五分。
 サクサクっとしていて、スピードの速い試合。

 サイドボードを考えるプレイヤー二人。
 その横。
 付いて行けず、死にそうなレポーターが一匹。

 いやあ、ほら土地プレイしただけで終わる時もあるからテンポ速いのよねー。
 なので。
 皆、レポーターの居る席ではレポーターを労わってですね、軽口とか叩きまくってください。
 進行がややまったりとするし、それにそういう軽口を書いていて楽しいw
 以上、菊四の戯言。

 ・ TOMMY’sリーグ 2nd 1−2 ・

 又吉(NWO【5th + TMP + MRD】) VS CCB(ランデス【7th + URZ + ODS 】)

 負け先で、CCBから。

・1ターン目(CCB)

 山プレイ、エンド。

・2ターン目(又吉)

 森プレイ、エンド。

・3ターン目(CCB)

 山プレイ、エンド。

・4ターン目(又吉)

 真鍮の都プレイ→「寒け」。

 ――寒け!?
 レポーター予想外。ややパニくる。
 ぬう、まさかそんなのまで入っているとは……。

・5ターン目(CCB)

 山プレイ、エンド。

・6ターン目(又吉)

 硫黄泉プレイ→「ウッドエルフ」プレイ→サーチは森(そりゃそうだ)でそれをプレイ。

・7ターン目(CCB)

 ギトゥの宿営地プレイ、エンド。

・8ターン目(又吉)

 森プレイ。「ウッドエルフ」がアタック。
 CCB、「宿営地」をクリーチャー化させてブロック。
 何事もなく、墓地に逝く「ウッドエルフ」。

 又吉、二体目の「ウッドエルフ」プレイ。
 森を呼んできて、残りマナは三つ。
 真鍮の都から黒を出して、「繰り返す悪夢」をプレイ。残りライフ、19。
 悪夢を能力起動し手札に戻す。
 出したばっかりの「ウッドエルフ」は生贄になり、墓地の「ウッドエルフ」が場に戻る。
 そして呼ばれて出てくる森。

 うん、「悪夢」はインチキ極まりないな!

・9ターン目(CCB)

 痛恨。ランドが止まってしまう。
 仕方なしに「炎の稲妻」をプレイ。対象は又吉。
 又吉、残りライフ17。

・10ターン目(又吉)

 森プレイ。「ウッドエルフ」アタック。
 CCB、残りライフ19。
 又吉、「極楽鳥」プレイ。そして「繰り返す悪夢」をプレイ。また都からのダメージが入り、残り16。
 殴り終わった「ウッドエルフ」が、新しい「ウッドエルフ」へと生まれ変わる。
 そして増える森。
 凄い圧縮率だ。

・11ターン目(CCB)

 引いてきた山をプレイ。
 「地震」を4マナでプレイ。
 寒けがあるので、実質X=1。

 プレイヤーにも行くので。
 残りライフは、CCB18。又吉15。

 寒けがCCBの動きを凄まじく拘束している。

・12ターン目(又吉)

 真鍮の都プレイ。
 そして「スパイクの織り手」をプレイ。
 「悪夢」をプレイ。能力起動はせず、そのままエンド。

・13ターン目(CCB)

 土地はプレイされず。
 「石の雨」をプレイ。対象は森。

・14ターン目(又吉)

 「トリスケリオン」プレイ。
 「織り手」がアタック。
 CCB、残りライフ15。
 又吉、ここで「トリスケ」「織り手」「悪夢」を見て一言。
 「……どんなやったらCCBさん早くゼロになるかなー」
 ひいっ、「スパイク」を使いまわして「トリスケ」に鬼のようにカウンターを乗せようと考えているよこの人。
 なんて恐ろしい一言なんだ。鬼か。

・15ターン目(CCB)

 ドローを見て、現状を打開するカードが引けなかったCCB、ここで投了。 

 やや重めの構成の為、2ターン目の「寒け」が刺さりすぎた。

 この試合の二本が終わるまでの時間は、なんと十五分。
 このフォーマット、終わるの早いなあと思い、レポートの暗雲が立ち込めるのを予感させた。

 又吉 2−0 CCB

 又吉win

 デッキリスト

又吉【5th + TMP + MRD】

メイン61枚
2枚《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9ED)》
2枚《スパイクの飼育係/Spike Feeder(ST)》
2枚《永遠の証人/Eternal Witness(5DN)》
4枚《ウッド・エルフ/Wood Elves(EX)》
4枚《極楽鳥/Birds of Paradise(5E)》
4枚《花の壁/Wall of Blossoms(ST)》
1枚《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman(9ED)》
1枚《白金の天使/Platinum Angel(MRD)》
1枚《トリスケリオン/Triskelion(MRD)》
1枚《貿易風ライダー/Tradewind Rider(TE)》
1枚《ペンタバス/Pentavus(MRD)》
1枚《スパイクの織り手/Spike Weaver(EX)》
1枚《隔離するタイタン/Sundering Titan(DST)》
1枚《雲を追う鷲/Cloudchaser Eagle(TE)》
1枚《映し身人形/Duplicant(MRD)》
1枚《生ける屍/Living Death(TE)》
4枚《繰り返す悪夢/Recurring Nightmare(EX)》
4枚《適者生存/Survival of the Fittest(EX)》

1枚《反射池/Reflecting Pool(TE)》
1枚《低木林地/Brushland(5E)》
4枚《カープルーザンの森/Karplusan Forest(5E)》
4枚《硫黄泉/Sulfurous Springs(5E)》
4枚《真鍮の都/City of Brass(5E)》
2枚 沼
9枚 森

●サイドボード
3枚《解呪/Disenchant(5E)》
4枚《紅蓮地獄/Pyroclasm(9ED)》
4枚《石の雨/Stone Rain(5E)》
4枚《寒け/Chill(TE)》

CCB【7th + URZ + ODS 】

メイン61枚
4枚《なだれ乗り/Avalanche Riders(UL)》
4枚《猛烈に食うもの/Magnivore(OD)》
4枚《炎の稲妻/Firebolt(OD)》
4枚《石の雨/Stone Rain(7E)》
4枚《略奪/Pillage(7E)》
4枚《弧状の稲妻/Arc Lightning(UZ)》
2枚《塩まき/Sowing Salt(BOK)》
3枚《破砕/Demolish(OD)》
4枚《地の裂け目/Earth Rift(OD)》
4枚《地震/Earthquake(7E)》
1枚《生体融合帽/Grafted Skullcap(UZ)》

4枚《ギトゥの宿営地/Ghitu Encampment(UL)》
19枚 山

●サイド
3枚《沸騰/Boil(7E)》
2枚《溶融/Meltdown(UZ)》
3枚《スランの鋳造所/Thran Foundry(UD)》
2枚《防御の光網/Defense Grid(UL)》
1枚《火薬樽/Powder Keg(UD)》
2枚《煙突/Smokestack(UZ)》
2枚《紅蓮地獄/Pyroclasm(7E)》
 最近、沖縄では個人のプレイヤー主催で結構大きめの大会(沖縄という舞台で、ね?)が開かれるようになりました。某県聖(と書いてけんつよと読む)様の主催するヴィンテージ大会とか、今回のTOMMY様主催の大会とかですね。どちらも沖縄で開かれる事の少ないフォーマットが売りと言えます。

 今回、菊四がレポを取ったTOMMY’sリーグで採用されているフォーマットは
 「2 Cycle Standard TypeB」
 名前がやたらとカッコエエと思います。
 
「2 Cycle」はマジックの新しい非公認フォーマットです。

 元は周囲に引退者が増えてきた現状に対して遊べる場を提供しようと、某巨大掲示板で有志によって議論が交わされて作られた物です。
 初心者にも、トーナメントプレイヤーにも、引退者にも、カジュアルプレイヤーにも、 つまりマジックを好きな全ての人が楽しめるようなフォーマットとして考案されました。

 基本セット+2つのエキスパンションブロックを選択し、
 その中に収録されているカード群でデッキを構築します。
 例1)4th+アイスエイジブロック+ミラージュブロック
 例2)6th+ミラージュブロック+オンスロートブロック

 ・その他の構築ルールはスタンダード等に準拠します。
 (デッキ枚数60枚以上、同名カード4枚以下、サイドは0か15枚)
 ・フォーマットはTypeAとTypeBに分かれています。

 概要はこんな感じとなっております。
 引退者でも、プレイしていた時期のスタンダードデッキがあれば参加出来るという訳ですね。
 まあ禁止カードの多いウルザブロックとかだと厳しいかもしれませんが、上でも述べられている通り、マジックを好きな全ての人が楽しめるフォーマットというのがぴったり当てはまる感じです。
 良く考えられていて素敵極まりない。

 ちなみにこのフォーマットの二つのタイプの説明。

「A*ほぼ全てのカードが使用可能」

α
β
Unlimited Edition
Revised Edition
4th Edition +Chronicles/第4版およびクロニクル(*)
5th Edition/第5版
6th Edition/第6版
7th Edition/第7版
8th Edition/第8版
9th Edition/第9版
Potal(**)
(*)Chronicles/クロニクルは第4版に含むものとする
(**)ポータル・ポータル2・ポータル三国志・スターターを含む

サイクル(ブロック):この中からふたつを選択

ヴィンテージブロック(Arabian Night,Antiquities,Legends,The Dark)
IAブロック(Ice Age, Homelands, Alliances, Fallen Empires(***))
MIブロック(Mirage, Visions, Weatherlight)
TEブロック(Tempest, Stronghold, Exodus)
USブロック(Urza’s Saga, Urza’s Legacy, Urza’s Destiny)
MMブロック(Mercadian Masques, Nemesis, Prophecy)
IVブロック(Invasion, Planeshift, Apocalypse)
ODブロック(Odyssey, Torment, Judgement)
ONブロック(Onslaught, Legions, Scourge)
MRブロック(Mirrodin, Darksteel, Fifth Dawn)
神河ブロック(神河物語, 神河謀反, 神河救済)
ラヴニカブロック(Ravnica: City of Guilds, Guildpact, Dissension)
(***)例外的にFallen Empiresをアイスエイジブロックに加える

禁止カード

アンティに関するカード


 そして、リーグに採用されているB。

「B*四版、Fallen Empiresから」

4th Edition +Chronicles/第4版およびクロニクル(*)
5th Edition/第5版
6th Edition/第6版
7th Edition/第7版
8th Edition/第8版
9th Edition/第9版
(*)Chronicles/クロニクルは第4版に含むものとする

サイクル(ブロック):この中からふたつを選択

IAブロック(Ice Age, Homelands, Alliances, Fallen Empires(***))
MIブロック(Mirage, Visions, Weatherlight)
TEブロック(Tempest, Stronghold, Exodus)
USブロック(Urza’s Saga, Urza’s Legacy, Urza’s Destiny)
MMブロック(Mercadian Masques, Nemesis, Prophecy)
IVブロック(Invasion, Planeshift, Apocalypse)
ODブロック(Odyssey, Torment, Judgement)
ONブロック(Onslaught, Legions, Scourge)
MRブロック(Mirrodin, Darksteel, Fifth Dawn)
神河ブロック(神河物語, 神河謀反, 神河救済)
ラヴニカブロック(Ravnica: City of Guilds, Guildpact, Dissension)
(***)例外的にFallen Empiresをアイスエイジブロックに加える

禁止カード(2005.04.06現在)

アンティに関するカード
《天秤/Balance》
《黒の万力/Black Vise》
《チャネル/Channel》
《土地税/Land Tax》
《精神錯乱/Mind Twist》
《露天鉱床/Strip Mine》
《象牙の塔Ivory Tower》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《Illusions of Grandeur》
《Zuran Orb》
《大地の知識/Earthcraft》
《ドリーム・ホール/Dream Halls》
《精神力/Mind Over Matter》
《時のらせん/Time Spiral》
《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy》
《意外な授かり物/Windfall》
《記憶の壺/Memory Jar》
《ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth’s Bargain》
《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》

ウォッチリスト(以下のカードは今後禁止カードとなる可能性(*1)がある-2005.04.06現在)

Dark Ritual/暗黒の儀式(UN,RV,4E,5E,IA,MI,TE,US,MM)
Demonic Consultation(IA)
Hymn to Tourach(FE)
Lotus Petal/水蓮の花びら(TE)
Necropotence/ネクロポーテンス(5E,IA)
Replenish/補充(UD)
Survival of the Fittest/適者生存(EX)
Yawgmoth’s Will/ヨーグモスの意志(US)
Ancient Tomb/古の墳墓(TE)
Entomb/納墓(OD)
Frantic Search/大あわての捜索(UL)
Goblin Lackey/ゴブリンの従僕(US)
Goblin Recruiter/ゴブリン徴募兵(6E,VI)
Grim Monolith/厳かなモノリス(UL)
Hermit Druid/隠遁ドルイド(SH)
Oath of Druids/ドルイドの誓い(EX)
Tinker/修繕(UL)
Skullclamp/頭蓋骨絞め(DST)
Lion’s Eye Diamond/ライオンの瞳のダイアモンド(MIR)(05/03/27 Nagano 1st.)

 今大会、TOMMY’sリーグ2ndでの禁止カード。

《壌土からの生命/Life from the Loam(RAV)》
《頭蓋骨絞め/Skullclamp(DST)》
《修繕/Tinker(UL)》
《電結の荒廃者/Arcbound Ravager(DST)》


 今、このリストをコピーしてて凄い不安になるカード名があるんですが、それはまたこちらの話。多分、自分の勘違いだと思うし。とりあえず、大会の形式説明はこんな感じで。

 今回は全五回戦きっちり取ったので、レポをちゃんと書いてますよー。
 それではお楽しみください。

 ハロー、全国のMTGプレイヤーの皆!
 ここ南国はアメリカ合衆国沖縄州(不謹慎)から大会のレポートをお伝えするよ!
 全五回戦、楽しみながら読んでくれよ?

 さあ、レポートを始めよう!


 ……と言いたい所ですが、それはデッキリストが出てからの方が楽しめると思うので、今日は無し。
 出たら、順次上げていきますのでよろしくお願いします。

 で、今日の余談なのにメインの話(それはもう余談じゃねえ)。

 レポ取りがしたいという欲望に駆られ、結局大会にプレイヤーとして参加しなかった菊四ですが、前日までデッキだけは無駄に考えて、無駄に作って、無駄に没らせて、無駄に時間を浪費しまくりました。それはそれは物凄く。馬鹿ですか、と問われたらチャールズ・マンソンもどん引きするぐらいの笑顔で頷いて見せますよ(不謹慎)。

 という訳で、前日までに、考えた・組んだ・没らせた・浪費したの四重苦のようなデッキを二つ載せておきます。
 まあ暇潰し程度にどうぞー。

(1・電波から生まれたALL分割)

 二つのブロックが選べるなら、分割カードが全部使えるなーという脳味噌ボイルの発想から生まれたデッキ。
 分割は一枚に二枚のカードの効果が詰め込まれている奇跡のようなカード。つまり、一枚で二枚分のアドバンテージ。すなわち、これを三十六枚入れれば、掛ける2で七十二枚のカードが入っているのと同じ効果! うは、死角が存在しないスーパーデックに! ……という本当に可哀想な理論(そして理論でもない、これは由緒正しい電波)。誰もが考え、一度は夢見た(面倒だからやらない)デッキをとくとみよ!

 Ravnica Cycle+Invasion Cycle+6th

 SPELLS (36)

 4 暴行+殴打 / Assault+Battery
 4 罪+罰 / Crime+Punishment
 4 火+氷 / Fire+Ice
 4 隠匿+探求 / Hide+Seek
 2 打撃+爆走 / Hit+Run
 3 確率+結末 / Odds+Ends
 2 秩序+混沌 / Order+Chaos
 3 研究+開発 / Research+Development
 4 隆盛+下落 / Rise+Fall
 3 悪意+敵意 / Spite+Malice
 3 供給+需要 / Supply+Demand

 LANDS (24)

 3 血の墓所 / Blood Crypt
 3 繁殖池 / Breeding Pool
 1 神無き祭殿 / Godless Shrine
 2 神聖なる泉 / Hallowed Fountain
 3 草むした墓 / Overgrown Tomb
 4 パルンズの柱 / Pillar of the Paruns
 2 蒸気孔 / Steam Vents
 2 寺院の庭 / Temple Garden
 4 真鍮の都 / City of Brass

 高い・弱い・遅い・痛い・見にくいという五重苦を体現した究極のデッキ「ALL分割」。
 M志向の方には本当にオススメで、もうマジックとかそういう問題じゃないというデッキポテンシャルに愕然。
 手札の持ち方が通常とは一線を画すおしゃれポイントも(全部分割なので、横にして持つとしっくり来ます)。
 勝つ為には、三国を統一できる程度の天運と大量の分割カードを間違えたりしない冷静な判断力、全敗しても泣かない覚悟が必要な為、乗るだけでデッキ賞が確約されるというまさに究極のデッキの一つです。
 どうしても商品が欲しい強欲な方には、最高のデッキじゃろ?

 今年の夏はこれで大会に出てみませんか?
 今までの自分からは想像も出来ないMTGを楽しもうぜ!

(2・電波から超システム搭載デッキ)

 カードリストをだらーりと思い出していると、革命の神が降りてきたんですよ。
 ちょっとゲバラに似ている感じの、ええここはどうでも良いので飛ばしてください。とにかくゲバラが(以下略)

 まあともかく、思ったのは「野生の雑種犬とアクアミーバって暴勇と凄まじく相性良んじゃね?」という事でした。
 ここだけなら、まだマトモなのにここから菊四ならではの電波で歪んでいく構想。

 試行試行試行……疾走・瞑想・克目!

 キョエエエエエー!

 思考思考思考……失踪・迷走・勝つの苦!

「そうだ! ありとあらゆるシステムを入れれば良いんだ! そうすれば最強じゃよギギギ……ガガガ」
 もう訳が解りません。アンパン吸ってるのか過去の私。どう見てもラリってます。
 マリファナはオランダじゃパンピーでも吸っているんだよ、有栖川有栖の小説で読んだだけだから実際は知らんが……とまあ、そういう非常に「論理的」な思考の元に出来上がったデッキがこれです。

 Ravnica Cycle+Odyssey Cycle+7th

 CREATURES (30)

 4 アクアミーバ / Aquamoeba
 2 不可思議 / Wonder
 4 憤怒 / Anger
 3 日を浴びるルートワラ / Basking Rootwalla
 4 極楽鳥 / Birds of Paradise
 4 野生の雑種犬 / Wild Mongrel
 2 戦慄の金屑 / Dread Slag
 4 鋸歯の戯れ児 / Jagged Poppet
 3 不和の化身 / Avatar of Discord

 SPELLS (6)
 4 綿密な分析 / Deep Analysis
 2 ワームの咆哮 / Roar of the Wurm

 LANDS (24)
 4 血の墓所 / Blood Crypt
 4 繁殖池 / Breeding Pool
 2 真鍮の都 / City of Brass
 4 草むした墓 / Overgrown Tomb
 4 蒸気孔 / Steam Vents
 4 踏み鳴らされる地 / Stomping Ground
 2 山 / Mountain

 手札ゼロ時に戦慄の金属を憤怒経由で飛ばすと「すげえ、こんな大雑把なボールライトニング初めて見た!」と近所の子供も大喜び間違いなし。
 ちなみに赤単と当たったらご飯食べに行くと良いよ。
 結果変わらないし。
 ある意味、相手にも自分にもボーナスステージ。
 五回戦で五回ぐらいボーナスステージだったら、次からはマトモなデッキで出ようね。
 お腹いっぱいだから、きっとゆとりを持って考えられると思う。

 敗北を知りたいが為に、刑務所を脱走した人とかに超オススメ。
 あとあれ、7thを採用している理由はサイドから「対立」と「静態の宝珠」が上がってブルーオーブにしようと思ったから。うん、スマートで無理の無い構想だよね(反語)。

 デッキ名は搭載しているシステムの名前を入れて「暴勇フラッシュバックマッドネスインカーネーションブルーオーブ」っていう名前です。30文字もあります。早口言葉みたい。

 ちょっと石田プロを参考にしてみました。あの長いデッキ名と互角の長さだと思います。
 そこだけ「が」互角っていうだけでポテンシャルの高さが伺えるかなと。

 以上、二つのデッキいかがだったでしょうか?
 感想、意見、批判、苦情、何でもどうぞ。

 えーと、これ全部ネタじゃなくて本気で考えていました。

 ……だからレポを取る事にしたんだよ?

 それじゃ、今度はマトモなレポートでお会いしましょう。

 そいでは。

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