たわごと日記

2005年6月28日 MTG
 ちょっと前のドラフトを見て思った事。

 上家と下家が被った場合、下家の方が不利なのは世の道理(余程、上がアレなピックをしていない限り)なのはご存知かと思われます。

 日曜のドラフトでチームのTさんと師匠が珍しく二色完全に被りました。
 色は赤緑。上家は師匠。下家はTさん。結果は師匠が2−1、Tさんが0−3。
 被った原因は、Tさんが下との強調を優先した為に師匠のサインを受け取れなかったのと緑自体が物語の時点でかなり質が高かったという二つがあります。
 それは横で見ていた私からも仕方が無かった事だと思うので、被った事自体は問題としません。
 問題なのは、他と比べて赤緑は完全被りとなった場合、上家が類を見ない程、有利だという事です。
 何故そうなるのでしょうか。

 考えればすぐに解ります。
 緑は物語と救済の二つしか強くないからです。完全に被った場合、逆手(謀反)で主戦力クラスが取れなければ、もう主戦力クラスを取る機会がほとんど無いのです。
 後は、上からこぼれた二線級のカードしか取る事が出来ません。夜警に古松といった質の高い救済緑は、全て上家の懐に消えてしまいます。
 赤もまた同様です。救済最強のコモンクリーチャー「呪刃」や優秀な除去も緑と同じ運命です。謀反が緑よりましとはいえ、救済と比べると霞んでしまいます。
 以上の理由から、赤と緑の二色は上家と被ると洒落にならない話になります。
 赤と緑はそこらのリスクを考えつつドラフトしましょう。ちなみに私はそれが怖くてあまり緑をドラフトしたいとは思いません。

 当たり前の事なんですが、これはとても大事なので、覚書も兼ねて今日の日記のネタとしました。

 それでは、毒にも薬にもならない話はこれで終わりとしましょう。では、また。

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